2016年11月24日木曜日

エアコン専用コンセントの無い2階の部屋へエアコン新設工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取付けと専用コンセント増設、LANケーブル配線、テレビユニット増設のご依頼をいただき、お伺いしてきました。
LANケーブル配線とテレビユニット増設については、別記事で書きますね。

まずはエアコン工事の方から。
パナソニック お客様支給品です。


鉄骨造2階建て、2階のこのお部屋へエアコンを新設します。


まずは位置決めをして、穴開けを行います。


先に専用回路を増設するため、この配管穴を利用してケーブルを通していきます。


1階の天井裏の一部が広いスペースになっているので、作業性はいいです(^^)


ただし木造を構造が違うので、所々穴開け加工などが必要です。


2階から1階の分電盤まで、ケーブルが通りました。


分電盤に呼びスペースが無いので、増設ブレーカーは分電盤の脇へ設置。


エアコンのところにコンセントを取付けて、専用回路増設完了です。


配管穴には、気密性確保を小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


室外機は屋根置きです。溶融亜鉛めっき仕上げの架台で耐久性重視。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

これでこのお部屋も快適にお過ごしいただけますね(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2016年11月22日火曜日

シャープ製フィルター自動掃除機能付きエアコン分解洗浄

FB友のお掃除屋さんにご紹介いただいたお客様からのご依頼で、エアコン分解洗浄が完了したので再取付けにお伺いしてきました。

シャープ AY-Y40SVJ (2009年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。


フィルターは目詰まりしていて、風量が落ちていました...


取外してお預かりした室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


マンションのベランダ置きでよく見られますが、室外機の裏は結構ホコリがこびりついているので、ここもキレイにしておきます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「やっぱり丸洗いしたら気持ちいいですね。お願いして良かったです。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

他社施工の不良工事でエアコンガス漏れのため修理・ガス充填作業

デイサービスセンター様の一室で、エアコンが効かないとの事で修理依頼をいただき、お急ぎの様でしたから、他の現場終了後、夕方から取り急ぎお伺いしていました。

三菱電機 霧ヶ峰 2007年製です。
「9年経っているんで、もう買い替えですかね?」
いやいや、霧ヶ峰はそんなにヤワじゃありませんから(^_^;)

運転して風は出ますが、温度が上がりません。

室外機の方を確認してみます。
ファンも回転していて、コンプレッサーの運転音も聞こえます。


バルブカバーを外して見ると...
バルブ周りがオイルだらけでベトベトになっています。

ガス漏れ確定ですね。施工不良です。

大体の修理代をお見積りさせていただき、この日はフロンガスを積んでいなかったため、後日お伺いさせていただく事に。

という訳で本日、修理にお伺いしてきました。


とりあえず冷房運転を行い、フロンガスがどのくらい残っているか確認します。


液側配管に霜が付き始めました。
ガス不足の時に起こる現象です。


ガス圧が低いですね。

ガスの種類がR410Aですから、冷房運転時は0.60~0.98MPaの範囲でなければなりません。

全く残っていない訳ではないので、残ガスはポンプダウンして室外機側へ回収します。

明らかに室外機の接続口から漏れているのは確認していますが、そこが漏れているなら室内機側の接続箇所も怪しいです。

きちんと調べて異常がなくても、フレアの再加工は行っておきます。
これは修理後の保証を、自信を持って当社が行うためです。

オイルでベトベトだった室外機側。
フレア再加工を行って...


トルクレンチを使って規定トルクで締め付けます。


カットしたフレア部分です。


大きなキズが見えますね。
あと、きれいにフレア加工ができてないため、密着ムラが見えます。

フレア内面はパッキンの役目も担っていますから、ここがキレイな鏡面でないとガス漏れが起こります。
いわゆる施工不良です。

配管接続が完了するとしっかりと真空引きを行い、配管内部を真空乾燥させます。


真空引き完了後、冷房運転し、様子を見ながらフロンガスを追加充填します。


規定圧まで充填完了です。


冷房運転の吹出温度良好です。


暖房運転の吹出温度もしっかりと測定。

異常なしです。
また今日から暖かくお過ごしいただける様になりましたね(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・点検を行うので、安心してお任せいただけます。

2016年11月21日月曜日

ランプが点滅して暖まらないエアコンの基板交換修理作業

初めてのお客様のご依頼で、エアコンの修理にお伺いしてきました。

基本的に修理は、販売された業者さんへご依頼されることをお奨めしていますが、今回は年数も経っている事と、どこで購入されたたか憶えていないという事でお伺いさせていただきました。

運転を開始する前から、室内機のランプが点滅していました。
一度コンセントを抜いてリセットして、再度試運転。
室外機のリレー音がカチっと鳴りましたが、ファンが回らず。
何度かトライを繰り返して、室内機のランプが点滅し始めます。

室外機側の異常の様ですね。
調べていきましょう。


室外機の基板に搭載されている、LEDランプの点滅回数を数えます。


10回点滅です。ファン系の異常ですね。


ファンモーターが悪いのか、基板が悪いのか、どちらが悪いのかを調べていきましょう。


ファンモーターのコネクタを基板から外して、抵抗値を確認。

ファンモーターの異常ではない事が確認できました。

原因は基板の不良です。
ファンモーターを動作させるための電圧が出ていないんですね。
早速基板を手配していました。

本日、基板が入荷したので、早速修理にお伺い。
古い基板を撤去しました。


新旧交代です。


新しい基板は汎用品なので、少し細工をして設定を合わせます。


元通りに組み直して作業完了。


あとは試運転を行って、異常がない事を確認してお引渡しです。

これでまた、暖かくお過ごしいただける様になりましたね(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・点検を行うので、安心してお任せいただけます。