2013年2月19日火曜日

新築住宅でエアコン新設工事

昨日に引き続き、新築住宅でエアコン新設工事です。

三菱電機製 霧ヶ峰エアコン お客様支給品です。

この写真見て「ん?」って思いました?(^_^;)
これ、収納の一部を利用して取付けてあります。

今回、工事のご依頼を頂いて、初めて現地下見にお伺いした時こんな状況でした。

自分 「え?ここにエアコン入れるんですか?」
お客様 「そうです、ここにエアコン付けて、前面に格子を・・・」
自分 「ダメです。」
お客様 「なんで?」
自分 「サーキュレーション(自分が吹き出した風を吸い込む)を起こすので、機械的に無理です。」
お客様 「でも設計士さんは、今までにもやってきたと・・・」
自分 「うちも以前、設計士さんに言われるままに設置したことありますが、サーキュレーション起こしてクレームが出ました。それでもよろしいですか?」
お客様 「もうここしか取付ける所ないからねぇ。。。」
・・・ここに取付けるとどの様な障害が発生するか、きちんとご説明させていただき、最終的にはお客様と設計士さんにご判断いただく事になりました。

そして出た結論は・・・

はい、ホントこの部屋、ここしか取付ける場所が無いんです。
無いなら無いでビルトインタイプや天カセタイプを設計段階で入れるのが、普通の設計だと思うんですけど、自分の考え方が間違ってますか???
最近はデザイン重視で、使う人の立場に立った設計ができてない住宅が増えてきた感じがします。

で、サーキュレーション起こすし、人感ムーブアイセンサーも誤反応するし、どうするの?と思ったら、使う時だけ格子を跳ね上げるそうです。。。

・・・もう何も言いません。
ここしか取付けできないので、ここに取付けます(^_^;)

位置決めをして、配管穴を開けます。


できるだけサーキュレーションを起こさないように、目一杯手前に壁を作っていただいたので、外壁までの壁の厚みが30cm程あります。

今回は、塩ビ管をスリーブ代わりにして挿入。

後のメンテナンス性を考慮して、事前に室内機の配管を溶接延長しておきました。

標準のままだと、接続口が壁内に隠れてしまいます。

室内機を取付け。

上部も目一杯上に設置しました。
これもサーキュレーション予防です。

外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。

注:ブラック色は取り寄せ品です。

室外機に配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


外部はこんな感じで完成です。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

目一杯手前に出して、目一杯上に設置してますが、暖房時は吹き出しが真下に向くので、少々サーキュレーション気味になります。
これは強制的に吹き出し方向を変えて頂くしかありません。
ムーブアイの意味がありませんけど。。。(^_^;)

ちなみに、格子を閉じるとこんな感じです。


隣接する和室も同様でした。

この2日間で他の部屋も設置しましたが、雨が降るのと作業に時間が掛かって、結局7台の内4台しか完了できませんでした。
もう一台洗浄をご依頼頂いているので、残りの工事は来週になりますね。
とりあえずこれで、お引越しまでに必要なお部屋だけは設置完了です(^^)v

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2013年2月18日月曜日

新築住宅へエアコン移設&分解洗浄工事

新築のお宅へ、エアコン移設と同時に分解洗浄をご依頼いただき、本日取付けにお伺いしてきました。

松下電器産業製 CS-H254A-W(2004年製)


いつもの様に、電気系統を取り除いて完全分解。

標準機なので、さくっと分解できます(^^)v

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。


室内機を取付けて配管を接続。

雨が降っているので、配管内に水分が入らない様にシートを掛けて作業します。

外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。

ブラック色は取寄せ品となりますので、前もって下見と部材手配の日数をご考慮いただきます<(_ _)>

室外機を繋いで、電動式真空ポンプで配管内部を真空乾燥させます。


外周り完成です。


作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。

ほとんどご使用されていなかったため、内部の汚れはほとんどありませんでしたが、やっぱり新しいお家に取付けるなら気持いい方がいいですからね。

こちらのお宅、この洗浄以外にもう一台洗浄をご依頼いただいているのと、エアコン5台の新設工事もご依頼いただいています。
その模様はまた後日。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2013年2月17日日曜日

椿まつり

毎年の事ながら、商売繁盛祈願に「椿まつり」へ行って参りました。

「伊豫豆比古命神社(いよずひこのみことじんじゃ)」、「椿さん」の愛称で親しまれています。
松山では、開運縁起・商売繁昌の神様として崇められています。

椿まつりは旧正月8日を例祭日として、その前後3日間行われ、今日はその中日です。

今年は家族の体調が悪く、初めて一人での参拝です。
一人寂しくとはいかず、ここぞとばかりに歩きまわって写真撮りました(^_^;)
時間が遅かったせいか、そんなに混んで無かったですね。

参拝後は、今年も「貸銭(かしぜに)」を頂いて帰りました。

小額の守り金を借りて、翌年は倍額(多いとの意)にしてお返しする行事です。
本年も生活(なりわい)に励み、来年無事にお返しの参拝が出来る事を祈る神事だそうです。
袋の中には20円入っていて、一年後の今日、倍の40円を入れてお返しさせていただきました<(_ _)>
商売の神様らしい行事ですね。

「椿まつり」と言えば「屋台」です。

今年も長い時間値段交渉して、商売繁盛の俵を購入。
途中、雨が降りだして値引き交渉成立でラッキーでした(^^)v

表参道、裏参道、合わせて2km程の道路は、祭りの3日間歩行者天国となり、両サイドは800店以上の屋台で埋め尽くされます。

さあ、今年も商売繁盛!縁起開運!となりますように。パンパン<(_ _)>

伊豫豆比古命神社(椿神社)~公式HP~

事務所天カセ4方向パッケージエアコン取替工事

昨日の土曜日昼からと、本日日曜日の一日半掛けて、天カセ4方向パッケージエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 PLZ-ZRP80BFD 3HP天井カセット形4方向吹出しパッケージエアコン
スリムZRタイプ ムーブアイ搭載の高機能省エネ形です。


既存機は4HPの4方向タイプ。
室内機のファンモーターが唸ってうるさいのと、事務所をパーテーションで仕切ったため4HPの能力が必要ないと言う事、そして何より老朽化のため電気代が気になるとの事で、ご相談いただいていました。

「夏まででええわい。」との事でしたが、取り替える事による電気代削減プランをお見せしたところ、「すぐやってや。」と急遽ご依頼いただきました<(_ _)>

機械的にはまだ運転できるので、とりあえず室外機側へフロンガスをポンプダウン。


この100kg超える室外機を、ここからどうやって下ろそうかと悩んでいましたが、「うちのレッカーで下ろすわ。」とクレーン車がやってきて、既存機を下ろすだけでなく新しい室外機も乗せていただきました<(_ _)>


助かりました。。。 クレーン無かったらどうなっていた事か。。。(^_^;)


撤去した室外機は処分するため、内部のフロンガスを回収します。

業務用エアコンは、廃棄時にフロン回収破壊処理を行わなければなりません。

室内機も撤去しました。


天井裏のドレン配管は再利用するため、接続口の周辺だけ位置合わせを行います。


冷媒配管はサイズが違うので、新しいものに入れ替え、フレアツールを使ってフレア加工を行います。


吊りボルトの位置も変更し、室内機を吊り込み。


配管を接続していきます。


室外機へも配管を接続し、電動真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引きを行なっている間に、室内機のレベル調整を行い、パネルを取付けていきます。

室内機がコンパクトになった分、ワイドリニューアルパネルを使って化粧仕上げにします。

ムーブアイセンサーも取付けて、室内機側完成。


室外機側も完了すると、リモコンを取り替えて試運転開始。

後は、異常がない事を確認してお引き渡しです。

土日作業でしたが、雨も降らず順調に作業が完了できました(^^)v

翌日、事務員さんに「使われてみていかがですか?」とお聞きすると、「全然音が静かでいいですね。前のエアコンは朝寒くて昼頃は暑くなって、いちいち設定温度変えてたけど、今度のは一日温度が一定で快適です。」と、大変喜ばれていました。

以前の物は一定速タイプで、部屋に対して能力オーバー気味だったので、入ったり切れたりの繰り返し運転が多かったんだと思います。
今回設置させていただいたZRタイプは、インバーター運転であり、ムーブアイ搭載で部屋の状況を常に監視しながら運転していますから、温度ムラが無く省エネにも貢献できます。
お奨めして良かったぁ(*^_^*)

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2013年2月16日土曜日

地デジUHFアンテナ壁面新設工事

午前中、テレビアンテナの取付工事にお伺いしてきました。

当初、屋根上設置を検討しましたが、建物が古く屋根が抜ける可能性がある事と、軒先破風板の腐食が進んでいて引っ張りが取れないため、壁面取付けとなりました。


まずは壁面金具を取付けます。


UHF14素子アンテナを取付けて、松山本局を狙います。

ちょっと厳しいかな?

何とか、エラーフリーでレベル確保。


外周り、こんな感じで完成です。


宅内は露出配線で、建物の中心にある部屋までS5C-FBケーブルを延長していきます。


ユニットを取付け、レベル測定。


5dB下がりましたが、何とかエラーフリーでレベル確保できました。

1チャンネルだけ気になるレベルが出ていたため、後日テレビを接続してブロックノイズが出る様であれば、再度お伺いさせていただく事でお引き渡しさせていただきました。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>