2010年3月7日日曜日

某事務所のパッケージエアコン取替工事

先週の日曜日に行った、某事務所のパッケージエアコン取替工事です。
やっと書けました。。。(^_^;)

既存のエアコンは天吊形3馬力タイプで、漏電のため動かず、部品も無いので取替えとなりました。


パッケージエアコンは「家電リサイクル法」の対象外で、「フロン回収破壊法」の対象品であるため、機器内部に封入されているフロンガスを回収ボンベに回収します。

この作業は時間が掛かるため、前日の土曜日に作業させていただきました。

取替作業は、事務所がお休みの日曜日朝一番から作業に掛かりました。

既存のエアコンを撤去し、今回設置するエアコン用に天井を開口します。
そうです、今回設置するのは「天井カセット形」。
慎重に開口するので、時間が掛かりました。

梁と梁の間にL形アングルを使って、室内機を吊るための寸切りボルトを設置します。


配置が決まると、冷媒配管・ドレン配管を天井裏を通して、外部の室外機まで配管していきます。

夏場でなくて良かった。。。 夏場の天井裏は地獄ですから(^_^;)

室内機を吊り込む前に、配管接続部のフレア加工をしておきます。


2人で室内機を吊り込みます。

大きいので重たく見えますが、発砲スチロールの部分が多いので見た目よりは軽いです。

先にフレア加工していた冷媒配管を、トルクレンチで接続します。


接続部はきちんと断熱処理を行います。

断熱処理がうまくできていないと結露して露たれの原因にもなるし、最悪の場合、フレアナットの割れが起きてガス漏れが起こります。

ドレン配管・電源配線・リモコン線の接続が終わると、パネルの取付けに掛かります。


室内機作業完了です。


室外機側も配管接続が終わって、気密試験に掛かっていました。

気密試験は、配管内部へ窒素ガスを流し込み、圧力を掛けて漏れが無いか確認する作業です。

気密試験で異常が無いことが確認できると、真空引き作業に掛かります。

電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥させてから、室外機のバルブを開放しフロンガスを送ります。

外部も工事完了です。


リモコンで試運転調整を行い、取扱説明後お引渡しです。


三菱電機 天カセ形パッケージエアコン4馬力 MPLZ-RP112BEM

ムーブアイ搭載で温度ムラを防ぎ、快適な事務所空間を作り上げます。

今回は3馬力から4馬力への取替えでしたが、仕様上での消費電力は同じです。

実際の使用状況からすると、ムーブアイ搭載ですから、以前の機器に比べると格段の省エネになりますね。
開口作業に時間が掛かりましたが、1日で取り替えることができ、翌日からは快適な空間でお仕事をされていました。

アベ冷熱技研では、冷凍空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が責任を持って施工いたします。
ご相談、お見積りはお気軽にご依頼くださいませ<(_ _)>

2010年3月5日金曜日

青年部役員会

忙しいです。 しんどいです。 やる事いっぱい。
今週は休み無しで来ているので、体中が痛いです。
でも、こなさないと前に進みません。
現場で作業してても、どんどん携帯が鳴ります。
申し訳ありませんが、来週一杯は、直接のお客様からのご依頼を優先にさせていただきます。
当面、下請けのご依頼はご勘弁くださいませ<(_ _)>

そんな中、夕方から「松山電気工事協同組合青年部3月定例役員会」に出席してきました。

先月、「自分が担当の講習会を4月初めに予定しています。」と書きましたが、3月1日付けで組合員様宛てに、メールとFAXでご案内させていただきました。

今回開催する講習は、「あと施工アンカー施工技術認定講習会」。
来月4月3日(土曜日)、HILTIから講師をお迎えして開催します。

アンカー理論(アンカーの分類・固着原理・設計及び考え方)、施工実技(金属系アンカー・接着系アンカー)など、アンカー施工される方には必須の講習会です。
最後に確認試験も行われ、受講された方には「講習修了証」をお渡しいたします。

実際にアンカー打ちも行うため、場所の選定に悩みましたが、結局、組合事務所会議室で行う事となりました。
準備も大変ですが、成功させたいですね。

松山電気工事協同組合員の方、この機会に従業員のレベルアップにいかがでしょうか。
今日現在、15名の申し込みが有りました。
お申し込みはお早めに。

会津町へエアコン移設工事

一昨日、アンテナ工事にお伺いしていたお宅へ、昨日・今日とエアコン移設工事にお伺いしてきました。

写真は三菱電機フラッグシップモデルの「ZXV」です。
4台のエアコン工事をご依頼いただき、取外工事は先週完了していました。
その中には、あの「うるるとさらら」が1台あったので、今回はその取付工事の模様を。

まずは据付板を取付け、配管用の穴開けを行います。

土壁なので慎重に開けないと、ボロボロと崩れてしまいます。

今回は隣のトイレを通って配管を通します。


トイレ内部は、スリムダクトを使用して化粧仕上げにします。


配管を通していきます。

冷媒配管・ドレン配管・ケーブル、そして加湿ホース。。。
相変わらず太い加湿ホースで、施工性が悪く、苦労します(-_-;)

配管を室内機へ接続します。

ダイキンの良いところは、前面カバーを外すと左配管接続が容易にできる事です。

配管接続が終わると、スリムダクトにカバーをします。


外部は予算の都合で、テープ巻き仕上げとなります。


室外機に配管を接続して、真空引き作業に掛かります。


真空引きは時間が掛かるので、その間に専用電源工事に掛かります。

分電盤から、専用回路をエアコンのところまで配線します。

土壁の天井裏はこんな感じです。
[ 土壁= 竹下地をワラなどで巻いて、粘土とワラすさを混ぜて寝かした物を塗り付けた荒壁に、土で上塗りした壁のこと ]

土壁の下地である竹組みが立ち上がっているので、配線工事が大変でした。

無事、専用コンセントを設置し、試運転して工事完了です。


他の3台は地上置き、壁面置きなどがあり、昨日・今日と2日間掛けて完了しました。


2010年3月3日水曜日

会津町でアンテナ取替工事

午前中、天気が良かったので、ご依頼いただいていたアンテナ取替工事にお伺いしてきました。
以前からお世話になっているお客様で、今回中古住宅をご購入され、そのお家のアンテナ取替工事とエアコン移設工事をご依頼いただきました。

既存アンテナは、広島・山口局を受信するようになっていて重装備です。

昔はこれが主流だったのですが、デジタル化に伴い、メーカーがブースターの製造を中止したため、ここまでは必要なくなりましたね。
既存BSアンテナもアナログ専用タイプなので、すべて撤去してしまいます。

今日は風が強くて大変です。。。

14素子UHFアンテナで、松山本局を狙います。


デジタル対応のBSアンテナも設置。

このアンテナでBS放送だけでなく、110度CS放送もご覧いただけます。

UHF・BSブースターを設置。


こちらのお宅は、屋外用分配器で4分配します。


既存の同軸ケーブルが5C-FVだったので、既存設備につなぎ込みせず、ケーブルを新設します。


新設するケーブルはS5C-FB。

シールド性が優れているので、デジタル配線には必須です。

通常、宅内の天井裏で分配を行い、できるだけ壁内を通すのですが、こちらのお宅は土壁なので、わざわざ天井裏へ入れるメリットも無く、今回は雨樋に沿わせて各部屋へ露出配線することにしました。


宅内に、ブースターへ電源供給するための電源部を設置します。


各部屋への配線は露出のため、ケーブル末端はユニットではなく、コネクタにしておきました。

土壁なので、埋込形のユニットは使えません。
これなら、ここにテレビを設置しなくても邪魔になりません。

最後に各部屋のレベルを測定しながら、ブースターのレベル調整を行います。


お引越しはまだ先でテレビがないので、今回はこれで完了です。

朝一番は晴天だったのに、昼すぎには雨がポツポツ。
良かった、早めに終わって。。。(^_^;)

後日、エアコン移設工事を行います。

地デジ対策はお済みですか?
アンテナ工事やケーブルテレビなども、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2010年3月2日火曜日

三津でボイラー取替工事

昨日は、夜11時半までリフォームの現場で配線工事をしていて、眠いのと右肘が痛いのとで最悪の体調です。。。

今日は午前中、ボイラーの取替工事にお伺いしてきました。

長府製作所製 給湯専用ボイラー IB-4731DS です。

こちらのお客様は、自分の亡き祖母のお友達だったそうで、既存のボイラーが故障したのをきっかけに、わざわざ三津からバスを乗り継いでご相談に見えられました。

電気温水器をお奨めしたのですが、とても置けるスペースが無いため、ボイラーへの取替えとなりました。


近くで見ると、ボイラーと灯油タンクがかなり接近していて危ないです。。。


この灯油タンクを表に出さないと作業ができないので、満タンの灯油を移し替えます。


既存のボイラーを撤去しました。


撤去時に切断した配管内を覗いてみると・・・

半分潰れていました(-_-;)
この辺の配管はステンレス管に取り替えます。

社長が配管工事をしている間に、リモコン線の取替えを行います。

既存線は屋外露出配線されていて、たるんだ状態だったので、、、

VE管を使って、その中へ新しいリモコン線を通しました。


既存のリモコンです。

これも撤去して新しいリモコンに取替えます。

大きく設定温度が表示される液晶画面の新しいリモコンです。


配管工事が完了していました。


灯油タンクはまだキレイなので、再利用します。

ボイラーと灯油タンクの間に、安全距離を開けて設置。
電源を入れ、試運転後お引渡しです。
「いやぁ、今日からゆっくりお風呂に入れるわ。」と、大変喜んでいただきました。

アベ冷熱技研では、長府製作所製ボイラーの販売・設置・修理点検を行っています。
ボイラーの不調は大変危険です。
お客様の安全のため、お早めに点検をお願いいたします。