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2017年10月11日水曜日

水滴が少量落ちてくるので点検&エアコン分解洗浄作業

エアコン分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZW638S-W(2008年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。


8月の真夏に、「阿部さん、ちょっと水が少し漏れる時となんともない時とあるんですけど、時間ある時に見てもらえません?」とご連絡いただき、点検にお伺いしていました。

左の隅から、タマに水滴が落ちてくるそうです。
こういうのが一番難しいです(^_^;)

原因を探っていきます。
確かに、左側付近に水が溜まっていますね。


ドレンパンが詰まっていると、かなりの量が漏れ出してきますが、今回はドレンパンの詰まりではありません。
裏側のドレンパンにも水を流してみますが、キレイに流れていきます。


吹出口に目をやると、ファンに結構なカビが...

それより、吹出口へ向かって水が流れた跡が付いてますね。
原因はこれですね。

熱交換器が汚れているので、フィンとフィンの間のピッチが狭くなり、本来、熱交換器を流れ落ちるはずのドレン水が、奥へ吸い込まれて水滴が飛ぶ現象です。
少量の水滴が頻繁に飛ぶ様になると、ボディを伝って水漏れの原因になります。

これを治すには洗うしかありませんが、さすがに8月の酷暑中にエアコン外すなんてとても耐えられないなので、秋になったらやりましょうという事で、今回ご依頼いただきました。

お預かりした室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。


再度、分解途中にも点検をしておきます。
ドレンパンにヒビ割れなどないか?


熱交換器奥のドレンパンや水の流れる経路に異常はないか?

不良箇所は見当たりませんでしたので、やはり水飛びが原因ですね。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


熱交換器には、阿部的にはあまり使いたくないリンスを吹き付けておきます。

これは熱交換器(アルミフィン)の表面に、親水性被膜を形成してくれます。
もともとエアコンのアルミフィンには、水飛びが起こらない様に親水性被膜が塗布されています。
あまりキツイ薬品で洗浄すると、この被膜が剥がれてしまうんです。
アベ冷熱技研が使用する薬品は、この親水性被膜を痛めない薬品を使っていますが、今回は水飛びが原因の水漏れだったので、予防措置として塗布させていただきました。
なぜ阿部があまり使いたくないかと言うと、これ香りが付いてるんですよね。
女性の化粧品の様な感じの香りです。
好きな人は大丈夫なんでしょうけど、嫌な人は嫌ですから、阿部的にはニオイに関しては敏感にいきたいと思っているところであります。

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「あぁ、治ったんですね。良かったぁ。この前、冷蔵庫が壊れて買い替えたところなんで、エアコンも買い替えなんてとてもじゃないと思ってたんです(^_^;) ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2017年10月4日水曜日

エアコン室内機配管折れ溶接修理作業

「うるるとさららの室内機配管が折れていまして、数店に配管修理をお願いしましたが、ダメでした。修理依頼は可能でしょうか?」と、大阪にお住まいの方からメールをいただきました。

文章だけで現状が解らないので、写真を送っていただきます。

詳しくはお聞きしませんでしたが、右側面出しで設置されていたものを、取り外し時に根元から切断してしまった様です。
この位置なら溶接修理可能なので、お引き受けしました。

室内機が送られてきました。


2014年製、7.1kwタイプのうるさらですね。
あの加湿ホースも、ケーブルも根元で切られています。


カットされたジョイント部も一緒に送っていただいたので、新しい配管に取替えて、窒素ガスを流しながら、アセチレン+酸素で溶接していきます。


溶接が完了すると窒素ガスで内部加圧し、気密試験を行います。


3Mpa程度加圧して、しばらく放置。
漏れはないので合格です。


配管に断熱材を巻き付けます。


これで梱包してもいいんですけど、どうしてもこの傷が気になるので...


磨いておきました。(深い傷は消えません)


送り返すために養生します。

室内機背面に配管を納めればコンパクトになるのですが、どうしても溶接部分は弱くなるため、右側面なら右側面のまま梱包します。
運送中に痛められない様に、当て木をしています。

梱包完了。運送会社に集荷してもらって、返送します。

室内機到着後、「本日、エアコン室内機無事到着、受け取りいたしました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」と、お客様からメールをいただきました。
2014年製ですから、まだまだ使えそうですね。

この様なご依頼、タマにお問い合わせいただきますが、取付工事が伴わないため、溶接以外の部分の保証は一切できません。
その辺りのデメリットをご理解いただける場合のみお引き受けしております。

2017年7月17日月曜日

メーカーサービスに修理8万円掛かると言われたエアコンの修理と分解洗浄

6年前にご購入いただいたエアコンの修理にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-AXV361S-W (2011年製) 標準タイプです。

こちらのマンション、ご購入いただいた際のお客様はお引越しされていて、その時のお客様のお知り合いの方が入居されて使われていました。

冷房が効かなくなって、アベ冷熱技研ではなくメーカーへ直接修理依頼されたそうで、結果「室内機の接続部分からガス漏れしているみたいです。修理に8万円ほど掛かりますので。買い替えた方がいいかも知れません。」と言われたそうで、ご購入当時のお客様に確認したところ、「阿部さんならなんとかしてくれるかも知れないよ。」ということで、ご連絡いただきました<(_ _)>

メーカー保証は、電気系統1年。冷媒回路(ガス系統)5年の保証がありますが、6年経過しているので、無償修理は使えません。
長期延長保証も加入されていません。

接続部からガス漏れ?じゃぁウチの施工ミス?
それは急いで行かないと!ということで、早速点検に。

うわっ、まったくと言っていいほど、ガスがありません...

阿部が接続した部分をチェックしていきます。

室外機接続部は、まったく漏れなし。

メーカーサービスのいう室内機接続部は?

まったく反応なし。
おかしいな?なぜメーカーサービスは室内機接続部分から漏れていると判断したのか?

カバーを外してみます。ん?なんだ?

一部分だけ湿ってますね。結露水にしては何かおかしいですよ?

出ました!ビンゴです!ここからガス漏れを起こしています。

いやぁ~、ちょっとこれ問題ですよぉ~。
三菱電機のサービス、ちゃんと教育してもらわないと。
製品はいいんですけどねぇ。サービスがこれじゃ、お客様が離れてしまいますね。

ちなみに三菱電機は、故障率が少ないので阿部はお奨めしています。
世界一とか言っているダイキンに比べたら、圧倒的に長持ちします。
今回は漏れましたけど...(^_^;)

アベ冷熱技研が行う場合の修理金額を提示させていただいたところ、「え?そんなに安く治るんですか?」との事で、修理のご依頼をいただきました。
ついでに、内部がカビだらけだったので、取外して分解修理するついでに洗浄もお奨めさせていただき、是非!とご依頼いただきました。


漏れ箇所である、熱交換器を部品取り寄せしました。

新旧交代です。漏れ出したオイルが痛々しいですね。

分解したついでに、丸洗いします。


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


部品交換と洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ガスがほとんど無いですから、R410Aフロンガスを規定量充填します。


冷房運転開始。


冷房運転で運転ガス圧測定。

異常がない事を確認してお引き渡しです。

「わぁ、冷たい風が出てます!安く治って洗浄までしていただいて、これで快適に過ごせます。ありがとうございます!」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・点検・分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

※お知らせ:2017年6月30日を持って、今シーズンのエアコン分解洗浄の受付を終了しております。 受付再開は、夏シーズンが終わった秋口を予定しておりますので、ご了承くださいませ<(_ _)>

2017年7月9日日曜日

換気扇を回すとエアコンからポコポコ音が...原因はコレだ!と思ったら違っていた...

この前、エアコンの分解洗浄をご依頼いただいたお客様から、「なんかエアコンからポコポコって音がするんですけど、時間のある時に見てもらえませんか?」とのご連絡をいただいて、お伺いしてきました。

キッチンの換気扇を回すと、ポコポコと音がします。
気密性のいいマンションでよく聞かれる現象です。
結構修理経験長い阿部ですが、実際に音を聞いたのは初めてです。

エアコンからのポコポコ音がする原因は、気密性のいい部屋で換気扇を回すと排気に対して給気が足りない場合、部屋の中が負圧になってエアコンのドレンホースから給気される事になり、ドレンの排水に対して外気が逆流してくるため、ポコポコと音を立てる現象です。

150Φの換気口がエアコンの近くに設置されていて、開放になっていますが役に立っていません。
かなりの風が入ってきているので、フィルターが詰まっているとかではなく、単純に給気不足ですね。
あまり部屋の中が負圧になると、人によっては体調を崩してしまいます...

まぁそれはそれとして、エアコン洗浄をご依頼いただくまでは、何ら異音などしてなかった訳ですから、アベ冷熱技研の責任です。
きちんと原因を探っていきます。

実は洗浄後、再取付けにお伺いした際に気になっていたドレンホース。


これ、ジャバラのホースを横引きしているので、ヘドロが溜まるよねぇ...とか思ってました。
あの時、ご提案して変えておくべきだったなぁと反省しました。


この横引き部分にヘドロが溜まって排水が滞留しているんだと思い、この部分を塩ビ管に取替えました。


案の定、撤去したドレンホースの中はヘドロで一杯でした...
これでスムーズに流れる様になりましたよ。

室内機のポコポコ音も止まりました(^^)



...が、、、帰る準備をしていると...ポコポコ...(´;ω;`)え?うそ?


どうしても止まらない時のために、「おとめちゃん」も連れて来ていましたが、、、

これ、嫌なんです。好きじゃないんです。おとめちゃん(^_^;)
ドレンが詰まる原因になるので、できることなら使いたくない。

阿部が触ってから音が出だしたと言うこと。
阿部が触ったとこが原因になっていると言うこと。
悔しいので絶対に治します!

もしかすると室内機のドレンパンに、何か詰まりかけになっているんじゃないか?
室内機バラして見るか?
でも洗ったんだから、詰まる様なものは無いハズ。

室内側で悩んで、ベランダへ出て悩んで、また室内へ入って...
夢に出てきそうなくらいポコポコ音が鳴り響きます...

ベランダの足元ばかり見ていた時、ふっと顔を上げると・・・あっ!ここや!

直角に曲がっているダクトカバーを外すと・・・見付けました!

絶対ここです!これが原因です!
再取付けの際、室内側でドレンホースも接続できたので、ここは確認してませんでした...(T_T)
ダクトを横引きする場合は、しっかり勾配を付けないと、ビス受けのところでドレンホースが上がるんですよね。

お客様にご説明させていただき、無理矢理勾配を付けさせていただきました。

これで滞留する事なく、スムーズに排水できる様になり、今度は完全にポコポコ音が消えました(^^)

このくらい勾配が付いてないと、スムーズな排水ができない訳です。


ちなみに、アベ冷熱技研の施工は毎回こんな感じにしています。

90°の直角曲がりではなく、45°の曲がりを使っているので、排水が滞留することはありません。

ほっとしました...(*´ω`*)

お客様は音がしなくなって喜んでいらっしゃいましたが、確認不足で原因を作ったのは阿部ですから、なんとも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
大変ご不便、ご迷惑をお掛けいたしまして、申し訳ございませんでした<(_ _)>