2017年2月20日月曜日

暖房が効かないエアコンの部品取替修理(日立 RAS-E22Y)

一昨年前にエアコン分解洗浄をご依頼いただいたお客様から、「エアコンがいつまで経っても暖かい風が出てこないんで、見てもらいたい。」とご連絡いただき、点検にお伺いしてきました。

日立製 RAS-E22Y(2009年製)フィルター自動掃除機能搭載機です。


冷房が効かないとか、暖房が効かない場合、いろんな原因がありますが、まずはガス圧測定。
洗浄の際、当社が一度取外していますから、そこはしっかりと責任範囲です。
...が、ガス圧測るまでもなく、コンプレッサーとファンが回り始めて、しばらくすると停止?

フル運転する前に停止。これを繰り返しています。
室外機の天板を開けて、基板を確認します。

ありました。LEDランプが異常を知らせる点滅を繰り返しています。


「LD301」が12回点滅。症状は「ファンロック停止」。

確かに、ファンは弱々しく回っているだけです。

さて、ファンモーターが悪いのか?動作制御している基板が悪いのか?
両方替えれば簡単ですが、それでは修理費用がかさみます。
ファンモーターに異常がないか、抵抗値を測定して調べます。

今回は基板の不良と判定しました。
ここは当社保証範囲外なので、修理のお見積りをお伝えさせていただきます。
約7年経過していますが、耐久性の高い日立製ですし、自動掃除機能が付いている高級機種ですので、取替えよりは修理をお奨めさせていただき、本日再訪修理にお伺いしてきました。

既存の基板を撤去。


日立、何なんですか?
通常は中の基板だけですけど、箱ごと...それも電源端子、サーミスタまでそっくりセットになってます(^_^;)


新しい基板を取付けて、コネクタ類を接続していきます。


あとは試運転を行って、異常がないことを確認して作業終了です。

「おぉ、復活しましたね!」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
まだまだ頑張ってもらえそうですよ。

アベ冷熱技研は、「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が点検・修理を行いますので、お気軽にご相談ください。

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