2016年10月11日火曜日

灯油ボイラーから電気温水器へ取替えて火を使わないオール電化住宅へ

以前、オール電化工事のご依頼をいただいたお客様のご紹介で、ご実家の電気温水器の取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 SRT-376CU 給湯専用タイプ 角形 電気温水器をお買い上げいただきました。


既存の給湯器は、灯油ボイラーでした。

以前から調子が悪くしっかり温まらないとの事で、今後高齢になることも考慮して、火を使わないオール電化へのご希望です。

既に以前から、キッチンのコンロはIHクッキングヒーターをお使いですので、エコキュートか電気温水器を設置すると、火を使う必要がなくなります。
今回はお二人でお住いなのと、温泉がお好きで自宅ではシャワー程度しか使われないとの事で、給湯専用の電気温水器になりました。

こちら側にもガス循環給湯器が付いていますが、ガス契約は切られているので、これは使われていません。

今回これも一緒に撤去してしまいます。

取り急ぎ、図面を作成して、四国電力へ増設申請を行います。


では、工事に掛かる訳ですが、設置場所はこんな感じでした...

覚悟はしていましたが、この木の撤去が大変でした(T_T)

とりあえずボイラーを移動して、ノコギリで木をカット。

まぁまぁ腕が攣りました(;_;)

周辺を掘り下げて行くと、ごちゃごちゃと配管やバルブが出てきます?


この辺の配管がどんな風になっているのか確かめるために、もっと掘り下げていきます。
この根っこがまた粘くて、エライこと大変です(TдT)


なんとか... と言うか無理矢理配管を整理して、こんな感じにまとめます。


埋め戻しして、基礎を作るための型枠を組みます。


コンクリートを流し込んで、しっかり固まるまで放置。


宅内に移って、電源工事に掛かります。
押入れの点検口を使って、天井裏へ。


狭い隙間をなんとか通して、ケーブルを這わせていきます。


分電盤の所まで通りました。


200V30Aの分岐ブレーカーを設置して、ケーブルを接続。


外部立ち下げは、既存のIHクッキングヒーターのケーブルと一緒に塩ビ管へ収めて、基礎のところまで引いていきます。


既存のリモコン線は露出でブラブラだったので、これも塩ビ管に収めてしっかりと保護します。


基礎がしっかり固まったところで、温水器搬入。


3箇所のアンカーボルトで、しっかりと固定します。


給水・給湯配管類を接続している間に、アナログ電力量計を撤去。


スマートメーターへ取替えます。


浴槽の循環アダプターは必要ないので撤去。


穴は開放ではダメですから、キャップをしておきます。


リモコンも取替えます。


新しいリモコンを取付けて、電源投入。

初期設定を行って、沸き上げ開始。

漏れ箇所がないかしっかりと点検を行って、お引き渡しです。


「いやぁ、簡単に考えとったけど、かなり大変な作業でしたね。きれいにしてもらってありがとうございます。これで灯油入れる手間もなくなって、安心ですわ。」と、大変お喜びいただき、お菓子とお手紙までいただきました(*^^*)

こういうの頂くと、ホント嬉しいです。やり甲斐があったなぁとしみじみです<(_ _)>

アベ冷熱技研は四国電力計器認定店、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

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