2011年3月13日日曜日

地デジ難視対策工事を開始しました

先月調査にお伺いしていた、「総務省 地デジ難視対策衛星放送受信設備整備支援事業」の対策工事を、本日から開始しました。
双海・長浜地域は、沖の「青島」に中継局が建設中ですが、この完成がアナログ終了に間に合いません。
このため暫定的に衛星放送を利用し、地上デジタル放送の番組がご覧いただける様に対策工事が行われます。

アベ冷熱技研がお引き受けした調査件数は50件。
そのうち対策工事が必要なお宅は16件でした。
工事の内容的には大した事はありません。
・・・が、場所が双海なので行き帰りの時間が掛かるのと、国の事業なので書類が大変なんですねぇ。。。

では、その大した事ない工事の様子を(^_^;)
まず、アンテナを設置するための金具を、しっかりした柱に設置します。

基本的に南側外壁へ壁面付けにするよう指示されています。
屋根上の既存アンテナのポールへ取付ける方が簡単なお宅もありますが、既存設備を触る事は許されていません。
また、安全面からも屋根上設置は避ける様になっています。

BSアンテナを取付けて、方向調整を行います。


レベル測定器を使って、最適なレベルになる様に調整を行います。


アンテナ側完了。

マスプロ製と聞いて安心していたのですが、日本アンテナ製が送られてきました。
馴染みが無いのと、樹脂部分が多いので施工性は悪いです(-_-;)

BSアンテナ・金具・ユニット・BSチューナー等の主要製品は支給品です。
ケーブルやコネクタ・ステップなどの雑材は、施工業者が負担します。
ケーブルに関しては、5mだろうと50mだろうと同じ工事費用です。(愚痴ってしまいました)

BSアンテナからテレビの所までケーブルを引き回して、末端にユニットを取付けます。

直接コネクタで機器につなげばレベル低下も抑えられるのに、何故そうするのかは不明ですが、指示通りに施工します。

ユニット部でもレベル測定を行い、異常がない事を確認します。


こちらのお宅は、デジタルBS対応のテレビをお持ちでしたので、このテレビに接続して受信強度を見ます。

十分な受信強度です。

チャンネルをBS291に合わせ、B-CASカードの鍵開けを行うためにセンターへ情報を伝えます。


鍵開けに成功すると、地デジ難視対策衛星放送がご覧いただけるようになります。

これで、東京の地上デジタル放送がご覧いただける様になりました。

ご覧の通り、標準的なBSアンテナ設置工事です。
1件当たりの作業時間、約1時間~1時間半。
今週前半で済ましてしまいたいですが、後は天候次第です。

この地域の方々が「地デジ難民」とならない様に、頑張ります(^^)/

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