2017年7月7日金曜日

ビーバーから霧ヶ峰へエアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様からのご依頼で、ご実家のエアコン取替工事をご依頼いただきました。

三菱電機霧ヶ峰 MSZ-GV2817-W 壁掛形10畳用汎用形ルームエアコンです。


既存機は三菱重工ビーバーエアコンでした。

電源は入りますが、室外機が動きません。

外周りはこんな感じでした。


テープ巻き仕上げなので、永年してテープがボロボロ。
穴を埋めていたパテも硬化して外れたのか、穴が丸見えで、雨風が吹き込んでいる状態でした。


では作業に掛かります。
既存機を撤去...あらぁ~...

貫通スリーブが入っていないのは置いておいて、この電源は...(^_^;)

さくっと位置変更して隠蔽配線。

ホントは埋込コンセントに替えたかったんですけど、この壁の後ろには複雑に補強が入っていて、埋め込むことができませんでした。

配管穴には貫通スリーブを挿入しておきます。

実は取外した際に、大きな蜘蛛が穴から飛び出してきて、脚立から落ちそうになったのは内緒です・ω・

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクト仕上げ。

これで穴が丸見えになったり、テープがボロボロになったりすることはなくなりました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

ずっと後ろからご覧頂いていたお客様。
「いやぁ、テキパキとキレイな仕事をされるんで、見惚れてました。これで涼しくなります。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきましたf(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年7月6日木曜日

エアコンの効きが悪いのでエアコン分解洗浄

お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

日立 RAS-M28BE9(W)(2012年製) フィルター自動掃除機能付きタイプ。
日立 RAS-M25BE9(W)(2012年製) フィルター自動掃除機能付きタイプ。
ダイキン AN22JKS-W(2008年製) 標準タイプ。


エアコンの効きが悪いとの事で、修理ではなく洗浄をご依頼いただきました。
取外す前に点検させていただくと、ファンはしっかり回っているのに風量が少ないです。
風量を最大にしても、変わりません?

わかった!フィルターを見てみると... やっぱりです。

目詰まりしてました。自動掃除機能あるあるですね(^_^;)
フィルターを取外すと、風量が格段に上がりました。

でも、風は冷たくありません。
ガスが少ないのか?って思いました?
室外機の後ろを見てみると...(p_-)

わぁ~、これだけ熱交換器が目詰まりしていたら、風が通らないので冷える訳がありませんね。

とりあえず2台洗浄のご依頼でしたので、取外し完了。
帰ろうとしたところ、「やっぱり2階のもお願いします。」との事で、急遽1台追加。
暑いですけど、全部外して大丈夫ですかね(^_^;)

持ち帰った室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。

並べて写真撮るだけで、滝のように汗が噴き出してきます。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。

洗ってたら涼しいと思います?
全然、もの凄い直射日光で倒れそうです(*´ω`*)
やっぱり6月中旬で洗浄の受付は締め切らないといけませんね。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機の熱交換器のホコリは、ブラシで取り除きます。

これ、室外機も洗わないといけないとか言う業者さんがいますが、ホコリならブラシで十分です。

作業中、2階の室外機のところでハチに刺されました(TдT)

よく見ると室外機の中に巣を作っていました。
落としておきましたけど、周りにたくさん飛んでいたので、また作るかも知れませんね...
お客様には気を付けていただく様に、ご報告済です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「うわぁ、全然風の量が違う!それに涼しい!ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

※お知らせ:2017年6月30日を持って、今シーズンのエアコン分解洗浄の受付を終了しております。 受付再開は、夏シーズンが終わった秋口を予定しておりますので、ご了承くださいませ<(_ _)>

2017年7月4日火曜日

分譲マンションで三菱システムマルチエアコン取替工事

昨日・本日の2日間掛けて、マンションの一室に設置されているシステムマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-6817AS 室外機×1台・MLZ-GX2817AS-IN 天カセ室内機×2台・MSZ-2217GXAS-IN 壁掛け室内機×1台・MAC-R01PW 化粧パネルホワイト×1個・MAC-R02PB 化粧パネルベージュ×1個

こちらのマンション、今までにも数件他のお宅でも施工させていただいています。
口コミでご紹介いただいている様で、大変ありがたいです<(_ _)>

既存機は三菱重工(ビーバー)製で、天井カセット形1方向吹き出しタイプの室内機×2台、壁掛形×1台、室外機×1台のマルチエアコンです。

22年前の製品ですが、まだ動いています(^_^;)
もう古いので、早めに取替えておきたいとのご希望です。

こちらのお宅は最上階で、今まで施工させていただいた他のお宅とはちょっと違います。
部屋数が多いので、マルチエアコンも2系統あります。

以前に右側の室外機系統を施工させていただきまして、「今回も阿部さんにお願いしたい」との事で、他の安い施工業者さんの見積書をお持ちにも関わらず、ご依頼いただきました。

以前の記事にも書きましたが、実はこの既存機がクセモノでして、各室内機と室外機までの信号線が、屋内用警報用ケーブル0.9mm×2芯を使っています。

当時のビーバー製品は、室外機との通信は高負荷にならないため、細いケーブルでもOKだったんですが、現在、各メーカーから発売されているエアコンは、VVF2.0mm×3芯でなければなりません。

という訳でこのマンション、取替時には毎回ケーブルの引き換え工事を行っています。
この作業がまた大変で、各部屋から3系統室外機のところまでケーブルを入れていくだけで、丸一日掛かります...

ただし今回は、右側の室外機を施工した時に、3系統ケーブルを入れておいたんです。
これは正解でしたね。工期が一日短縮できます(^^)

3台の室内機をすべて撤去。


室外機も撤去しました。

既存配管を流用しますが、長さが短いため溶接して延長します。

新しい室内機は横幅寸法が広がるので、少し天井材をカットします。


通常はアンカーを打ち直して、吊りボルト位置を変えるんですが、ここ最上階で屋根部分が急勾配のところから吊りボルトが降りているので、既存の吊りボルトを利用してアングル吊りにします。

かなりここで時間を食いました(T_T)

既存のドレン管はVP25の塩ビ管なので、安心して流用。
冷媒配管のフレア加工を行い、吊り込みの準備を進めます。


室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。


壁掛けタイプも。


室外機への配管接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

初日はここまでで時間切れです。この時点で夜7時。
この日は松山市最高気温で、フラフラになりながら天井裏の作業が捗らず...
台風が近づいているので、外周りだけは完成させました。

本日2日目、天カセの吊り込み高さ調整と、パネルを取付けて行きます。


和室は天井に合わせてベージュ色を。


電源を投入して、ドレン排水テスト。


外周りはこんな感じで完成です。

昨日と打って変わって、風が強く、雨がヒドくなってきました。
台風ですから当然ですが(^_^;)

作業が完了すると試運転を行なって、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「暑い時に頼んですいませんでしたね。これで孫らが来ても、快適に使えますわ。また換気扇とか電気関係とか、古くなっとるんで、また阿部さんお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(*^^*)
夏本番前に取替えができて良かったです。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年7月3日月曜日

【重要なお知らせ】当面の間すべての工事受付を中止いたします

誠に勝手ながら、本日よりエアコン工事などすべての工事の受付を中止させていただきます。




昨日、修理対応について記載させていただきましたが、当社販売品、当社施工物件の修理対応は、通常通りできるだけ迅速に対応させていただきます。
修理対応は阿部一人で行っていますので、ご希望に添えない場合もございますが、何卒ご容赦ください。

なぜこの時期に受付中止するかというと、今月中旬から阿部にとっては大きな現場に入る事になりました。
工期は8月末までという、かなりタイトでハードになろうかという物件です。
ほぼ一人(親父と2人)のこの弱小企業が、真夏の繁忙期に請ける物件ではないことは重々承知の上でお引き受けしました。
「阿部ちゃん、絶対取ってくるけん頼むわ。」と、阿部に一目置いていただき、絶大の信頼を寄せてお任せいただく事に、お断りする理由は一切ありません。
(「えぇ~?決まったんですかぁ~?ウソぉ~...」とか言ったのは内緒です(^_^;))

今週中にはその物件のおおよその工程が決まります。
その工程表が出てきて、他の工事をお受けできる余裕があれば、受付を再開させていただくつもりです。

ただし、現在お見積りさせていただいている物件、1か月前からご予約いただいているお客様、8月には新築のエアコン工事が4件ほど決まっています。
その合間に他の工事を入れるのは、かなり難しいと思います。

という訳で、すべての工事の受付を中止させていただきます。
誠に申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。
暑い最中です。みなさま、ご自愛くださいませ<(_ _)>

2017年7月2日日曜日

【お知らせ】エアコンや電気関係の点検・修理のご依頼について

アベ冷熱技研のBlogをご覧いただき、誠にありがとうございます。


今日は日曜日でお休み日でしたが、一昨日締め切りさせていただきましたエアコン分解洗浄のご予約分が詰まっていまして、休日返上で洗浄していました。
休日返上というか、もぅ5月からずっと休み無しですけどね(T_T)

そんな事はどうでも良くてですね、ここ数日急激に気温が上がって、今日なんか松山でも34度超えの今年一番の猛暑日を記録したそうで、たくさんの修理のご依頼やお問い合わせをいただいています。

この繁忙期の修理対応について、記載させていただきます。

・エアコン修理のご依頼について
当社販売品、当社施工物件の修理対応は、通常通りできるだけ迅速に対応させていただきます。
当社施工物件以外の修理につきましては、ご予約の受付順となりますので、お急ぎの場合は施工された業者さんへ依頼されるか、メーカーサービスの方が早いかと思われます。

・エアコン点検及び見積りについて
修理見積りのお問い合わせをよくいただきますが、無料ではできません。
工事見積りなど、目視で見積りできるものと違って、修理見積りは、まず点検作業が必要です。
故障の原因特定をしないと、必要な部品や作業内容を決めることができないためです。
よって、点検作業費用をご請求させていただきますので、ご了承ください。
なお、見積もりの結果、当社へ修理をご依頼いただける場合や、機器の買い替えをご依頼いただく場合は、点検作業費は必要ありません。

・電気工事について
エアコン専用コンセント増設など、簡易的な電気工事については、エアコン工事と同時にお引き受けいたします。
分電盤改修や漏電修理など、電気工事のみの場合、お急ぎでしたら知り合いの業者さんをご紹介できます。

毎年繁忙期はバタバタします。
できるかぎりお断りすることのない様に頑張ってはいますが、ほぼ一人で休みなく動き回っておりますので、ご希望に添えないことも多々あろうかと思います。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます<(_ _)>

2017年7月1日土曜日

ちょうど10年なのでキレイにしてもう少し長く使いたいエアコン分解洗浄

10年前の夏、新築時にエアコン工事を施工させていただいたお客様のご依頼で、エアコン分解洗浄をご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-ZXV507S-W(2007年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。


実は昨年の夏、「阿部さん、エアコンが全然効かなくなったんで、点検してもらえませんか?」との事で、点検修理にお伺いしていました。
エアコンが効かない原因は...

「フィルターなんか自動で掃除してくれるんで、一度も見たことなかったです。」とお客様(^_^;)
目詰まりしてしまって、まったく風が通っていませんでした。

で、昨年は応急処置で、フィルターを洗って復旧しました。


その時に内部を覗いて見ると、9年経過しているのでそれなりに汚れていました。

その時は分解洗浄の受付終了させていただいていましたので、「来年10年ですから、次の夏までに洗いましょうね。」と、お奨めさせていただいていました。

大体どのお客様もそうですが、暑くなるまで忘れてるんですよねぇ(^_^;)
バタバタと取り外しにお伺いしました。

室内機の裏側はこんな感じです。

裏側は、冷房運転中ボディが冷えますから、湿度が高いとここも結露します。
なので、裏側にもドレンパンがあって、結露水がきちんと流れる構造になっています。
当然、カビが生えますね。
どのメーカーも同じ様な構造です。
ここは取り外さないと、キレイに洗えないところです。

では分解していきます。電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

写真をお渡しすると、「えぇ?中はこんな事になってたんですか?これは酷いなぁ...これで安心してこの夏使えます。あと10年使えますね。」と、とてもお喜びいただきましたが、さすがにあと10年は難しいかと...(^_^;)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

※お知らせ:2017年6月30日を持って、今シーズンのエアコン分解洗浄の受付を終了しております。 受付再開は、夏シーズンが終わった秋口を予定しておりますので、ご了承くださいませ<(_ _)>