2017年4月6日木曜日

エアコンがいつまで経っても暖まらない?点検修理にお伺い

「阿部さん、忙しいですか?ちょっと前からエアコンが効かないんですけど、見てもらえませんか?」と、2年ほど前にエアコンをご購入いただいたお客様からご連絡いただき、お伺いしてきました。

いつもの事ですが、最悪の場合を想定してフル装備でお伺い。
まずは点検するために、暖房運転開始。


わ、30度に設定されています(^_^;)

「ホント30度にしてても、全然効かないんです...」

温風が出始めました。

手をかざして見ると、暖かいと言うより「熱い」風が出ています?
ただし、ただしですよ、、、明らかに風量が少ない・ω・

解りました!

フィルターですね(^_^;)

ここまでビッシリ目詰まりしてしまうと、風なんか通りません。
しかしスゴイなこれ。

でも、熱交換器にホコリが回り込んでいる感じは見受けられません。


フィルターを洗ってみましょう。

あれ?中性洗剤でまったく落ちませんよ?
ハイターもお借りしましたが、粘ついて落ちる気配がありません...

フィルターが破れるとマズイので、ちょっと時間が掛かりますが、事務所に持ち帰って強力洗浄剤で洗います。

おぉ...気持ちがいいくらい、ドロドロっと(^_^;)

新品のフィルターに戻りました。


あとはフィルターを挿入して、再度暖房運転。

洗う前と洗った後の体感風量が、まったく違います!
「うわぁ、こんなに風が出るんですね(・∀・)フィルターだけでこんなに違うんですね。」と感動されてました(^_^;)

毎回このBlogでも書いてますが、霧ヶ峰に限らずどのメーカーでも、フィルター自動掃除機能付きエアコンは、その仕様上、空気中の油分に弱いです。
油分がフィルターに付着すると、掃除機能のブラシでこすってもホコリが取れず、フィルターに塗り込んでしまうんですよね。
ダストボックスは定期的に掃除していただいていた様ですが、フィルターは見ていなかったそうです。
まぁ、阿部の説明不足でもあるんですけどね<(_ _)>

リビング・ダイニング・キッチンの場合、IHクッキングヒーターをお使いのお宅はそうでもありませんが、ガスコンロをご使用されているお宅が結構この様な感じになっていますね。
なぜそうなるかは今回は書きません。
ちなみにこちらのお宅は、ガスコンロでした。

ふぅ...良かった、機械の不具合じゃなくて(^_^;)
各メーカーの開発担当者さん、そろそろ自動掃除機能止めませんか?

アベ冷熱技研は、「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が点検・修理を行いますので、お気軽にご相談ください。

2017年4月5日水曜日

11年お使いのダイキンうるさら2回目のエアコン分解洗浄と取付工事

2008年にエアコン分解洗浄をご依頼いただいて、当社エリア外にお引っ越しされていたたお客様から、「今度、松山に帰るんですけど、また洗浄と取付けをお願いできませんか?」とご依頼いただき、本日取付にお伺いしてきました。

ダイキン AN50FRP-H(2006年製)うるるとさらら(加湿機能付き)

基本的に10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお奨めしていません。
また故障の場合、一切の保証はできませんので、ご了承いただいたお客様のみお引き受けしています。

お引っ越し当日、引っ越し屋さんが外した室内機をお預かりしてきました。

なんという梱包ですか。毛布には巻かれていましたが、なんとまぁ...

パネルはキズだらけでした(T_T)


配管も凄いことになってますね。まぁこの辺はなんとか修正できそうです。


「阿部さんに洗ってもらうつもりやったんで、ホント何にもしてませんよ。そーとー汚れとると思いますんで。」と...(^_^;)

嬉しいです(*^^*) ワクワクします(*´ω`*) ありがとうございます<(_ _)>

やり甲斐満載でスタート。
持ち帰った室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


凄いの流れてます(^_^;) 丸洗いでキレイにしますよぉ。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。

お引越し先は賃貸住宅の新築です。
配管穴も開いているので、サクッと取付けていきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

2階ベランダ置きなんですけど、うるさらですから激重。
引っ越し屋さんに上げてもらって正解でした・ω・

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認。

「友達がね、この前阿部さんに工事してもらったんやけど、やっぱりええよ。相当キレイにしてくれたけん。って言よったんで、また阿部さんにお願いしようと思っとったんです。また他の部屋にエアコン付けるときにお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2017年4月4日火曜日

数年前に施工させていただいたエアコンの移設工事

いつもお世話になっているお客様が、新築住宅へ引っ越しされるので、エアコン移設工事にお伺いしてきました。

こちら2014年にお買上げ・施工させていただいた三菱霧ヶ峰。
2014年7月 「三菱電機製 霧ヶ峰BXVタイプ取替工事」→ http://techabe.blogspot.jp/2014/07/bxv.html

室外機が壁面置きなので、外すのも一苦労です。

こちら2011年に機器支給で施工させていただいたダイキン。
2011年11月 「隠蔽配管のルームエアコン取替工事」→ http://techabe.blogspot.jp/2011/11/blog-post_24.html

隠蔽配管で苦労して取付けたのを思い出します。
2台ともそんなに使われていなかった様子で、ホコリが付いてるくらいで全然汚れていないため、このまま移設します。
実はダイキンの方は少しカビ臭がしたんでお伝えしたところ、「じゃぁ買い換える。」とか言い出したんですが...(^_^;)
いやいや、いくらダイキン製でも5年ちょっとしか使ってないのにもったいないと、なんとか踏みとどまっていただき、どうしても臭いが気になる様だったら、また分解洗浄をご依頼いただくという事で<(_ _)>

新築のお家の方へ移動します。
取付場所はここ。

キッチンの対面リビングですが、ここしか取付ける場所が無かった様です...

幅的には全然取付け可能なので、工事に掛かります。


位置決めをして、配管穴を開けていきます。


配管穴には貫通スリーブを挿入。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで美観仕上げ。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


もう一台の方は、住宅の隣の事務所へ取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


専用コンセントが100Vなので、200Vに切り替えます。

このエアコンは室外機電源なので、ここでジョイントして室外機へ送ります。

コンセントは取外して、カバープレートで塞ぎます。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。
こちらの配管は北側の見えないところなので、化粧テープ巻き仕上げです。

スペース的に厳しそうですが、西から東へ風が抜ける場所なので、放熱に関しては問題ありません。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

新しい環境で、快適にお過ごしいただける様になりましたね。
「もう一部屋エアコン付けるんで、またお願いしますね。」と、エアコンの追加ご注文をいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年4月2日日曜日

久々のPikara光ねっと工事は自宅のCATVネット乗り換え工事

今日は朝からバタバタと、自宅のネット回線の工事をやりました。

はぃ、自宅のネット回線は愛媛CATVのネットサービスを使っていました。
最高速度10Mbpsの、快適なサービスです。
パソコン1台、スマホ4台繋いで何ら問題なくサクサク使える、格安快適なサービスです。

じゃぁ何で乗り換えるの?って話ですが、まぁイマドキの若い世代の息子を持つご家庭ならアルアルの、「スピードが遅い!途中で切れてイライラする。」というアレです・ω・
ね、解りますよね。
愛媛CATVのネットサービスは、下り速度10Mbpsと何ら遅いスピードではないんですが、上り速度が遅いんです。
これは上りを抑える事によって下りの品質を確保するために、故意に抑えていると聞いています。
なので、双方向で行う重い通信を使う様になると、どうしても愛媛CATVのサービスでは対応しきれなくなるんですよねぇ~。

という訳で、「自分で月額利用料払うんやったら1Gbpsの光にしてやるわぃ」と、鎌をかけたつもりがトントンと進んでしまいまして...ピカラにしました(^^;)

ピカラは四国電力系のSTNetが運営していますが、ここ松山では愛媛CATVと組んでいます。
なので、乗り換えと言うよりサービス移行って感じですね。
もちろんアベ冷熱技研も施工認定店ですから、自分で工事もする訳です(*^^*)

自宅のユニットバスの天井裏です。

新築時からあれこれいろいろやって来ましたから、もうここも配線が凄いことになってますが(^_^;)
まぁ自宅はこんなもんです...(_ _;)

既存のモデムです。
電話サービスは継続なので、モデムだけ撤去ということになります。


撤去前に速度測定してみましょうね。

10Mbpsのサービスで、下り9.627Mbps出ています。
公称速度の90パーセント以上の速度が出ているでしょう。これ凄いことなんですよ。
その代わり、上りが遅いのが見て解ると思います。
上りを抑えて、下りを確実に。
これが公称速度が遅くても快適に使えている理由です。

ではピカラの工事に掛かります。
掛かりますというか、実は数年前にピカラに加入してました。2年で止めましたけど(^_^;)


なので、引込みやらキャビネットやらの、外周りの設備は全部残っています。


宅内までの光ケーブルも、残置線としてあります。

今回はこれらを流用して、光回線終端装置(ONU)を接続していきます。

光通信工事認定者が扱う、光ケーブルの接続加工工具です。

当時30万円以上しましたが、既に元は取れている程度の工事はさせていただきました。
最近、ほとんどありませんけどね(^_^;)

髪の毛ほどの光ケーブルの先端に、光コネクタを取付けます。

この加工も結構シビアなんですよ。

受光レベルを測定して、異常がない事を確認。


ONU内部で接続します。


電源投入して、ステータスランプの点灯を確認。


パソコンに接続して、専用サーバーでの速度測定を行います。


下り512.3Mbps、上り769.8Mbps。うぉっ!スゲー早い! と思います?

1Gbpsのサービスですよ。 半分くらいしか出てませんね。

いつもの様にRadishのサイトで測定すると、このくらいまで落ちます。
こちらの方が本来のネット回線速度ですから、上りなんかは大幅に落ち込んでいるのが解りますね。


では、無線ルーターに接続します。
自宅で使っているルーターは、BUFFALO製のWZR-600DHP。
少し古いタイプですが、有線で1Gbps対応品です。


有線ポートに繋いでみます。
はい、ONU直の場合から、下りは半分に落ちました...


無線でも測定。 なんとまぁ...


スマホのWiFi接続で繋いでみます。 なかなかの落ちっぷりですね。


とりあえずONUを、モデムのあった位置へしっかりと設置。


CATVのモデムは撤去して解約となりました。

ね。こんなもんです。1Gbpsのサービスって。
普通にホームページ見たり、YouTube見るくらいでしか使わないなら、愛媛CATVの10Mbpsで十分です。
だってこのBlog書いてても、1Gbpsの恩恵なんか、微塵も感じませんから(^_^;)
はぃ、今回は息子にいい経験させていただきました<(_ _)>
本日より3年縛りのスタートです(T_T)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。