2017年1月27日金曜日

エアコン熱交換器 ピンホールガス漏れ動画をUPしました


1月25日に書いた「ガス漏れ?のエアコン 室内機の位置を変えて取替工事」の記事で、撤去したエアコンの熱交換器。

どうしてもやってみたかったので、窒素ガスで2.0Mpaまで加圧して気密試験をやってみました↓


ちなみにこの部分、どんなに目を凝らして見つめても、穴は見えません(^_^;)
水に漬ける前にギュポフレックス(ガス漏れ検知剤)を噴き付けてみましたが、当然ですが全く反応なしでした。

かなり微量なので、暖房運転してガス圧を上げた状態でないと、リークテスターでも反応しないかも知れませんね。
実際現場で、室内機の前面カバー外さずにリークテスターで当たっても反応ありませんでしたから。。。

これ動画にしてどうする?
はぃ、ただの自己満足です<(_ _)>

2017年1月26日木曜日

計測機器・トルクドライバー校正試験のお手伝い

今日は一日、松山電気工事協同組合の事務所で開催された、「計測機器・トルクドライバー校正試験」のお手伝いをしてきました。

電気を安全に使っていただける様、漏電がないか点検を行う絶縁抵抗計(メガー)、きちんとアースが取れているか測定する接地抵抗計、電圧や電流値を測定する回路計(テスター)など。
電気工事を請負う者として、必要不可欠なこの3種類の測定器の校正試験を、組合員向けに「無償(3点1セットのみ)」で行っています。

校正試験は組合員を3つのグループに分けて、3年に一度受けていただいています。
アベ冷熱技研は昨年受けましたよ(^^)v

四国電力の計器認定店は、トルクドライバーの試験も行われます。
電力量計がスマートメーター変わったのに伴い、トルクドライバーも可変式に変わったので、新しい試験機も導入。

これもすべて、お客様に安全に電気を使っていただける様に行われています。

校正試験の隣では、最新の測定機器の展示会も行われました。

ダメじゃないですか。こんなの見たら欲しくなります(^_^;)
ぽぉ~んと買える様に、頑張ります(*^^*)

2017年1月25日水曜日

ガス漏れ?のエアコン 室内機の位置を変えて取替工事

午後から、エアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2816-W 汎用機です。


既存機はこんな所に設置されていました。。。

酷いですね。エアコンの事、まったく理解してない施工です(p_-)

無理矢理入れた感満載です。
このスペースの柱と柱の幅、室内機の幅より狭いです。。。

コンセントの位置も何も考えてない。
既存機も霧ヶ峰ですが、ムーブアイ搭載機種です。
奥に入っているので、ムーブアイも何も関係ない状態ですね。
何から何まで、最悪の設置方法です。

実は昨年の夏に、「エアコンの効きが悪い」との事で、ご相談いただいていました。
点検にお伺いするとガス不足でした。
漏れ箇所を探っていきます。


配管は天井裏収納を通って、、、


延々横引き。。。


外部を立ち下がって、、、


室外機へ。


室外機周りのガス漏れが無いか、リークテスターで調べましたが反応なし。
室内側のジョイント部分も異常なし。

配管が途中で繋がれていないかチェックしましたが、どこも繋ぎ箇所は無し。

こうなったら室内機の熱交換器から漏れてる可能性が、、、

パネルが開きません。。。
前面カバーも外したいのに、外せません。。。
お客様も、「高さも高いし、パネルが開かないのでフィルターの掃除も大変だったんです。」と。。。

これ、漏れ箇所探るには室内機を一度外さないといけないし、これまた熱交換器から漏れてると仮定して、熱交換器を取替えて、ガスを規定量充填する修理費用考えると、買い替えた方が・・・
三菱電機は冷媒回路の不具合の場合、5年の保証が付いていますが、なんとまぁこれ2010年製で6年経過しています(T_T)
やっぱり買い替えた方が・・・

という訳で、取替えでご依頼いただき、本日工事にお伺いしてきました。
まずは既存機を取外します。
案の定、外すの大変でした。
高い場所で、室内機を斜めにしたり横にしたりしながら、柱に傷をつけない様、必死で撤去。。。

スッキリです。 大汗かきましたけど(^_^;)

もうあそこには設置しません。
先ほどの場所の下に、配管穴を開けます。


配管穴には、裏側から貫通スリーブを挿入しておきます。


化粧部材を室内機の側面に合わせてカットしておきます。
なぜって?、キレイに仕上げるためですよ(*´ω`*)


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


冷媒配管は費用を抑えるため、既存配管を流用。
収納部で既存配管と接続します。


何とか水勾配を付けて、配管作業完了。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


元室内機があった場所は、天井裏収納にグリルが置いてあったのでハメ込んでおきました。
もしかして、このグリル付けてエアコン運転するつもりの設計だったんですかね?(゜o゜)

「わぁ、キレイに付きましたね。これならフィルターも掃除しやすいです。ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>

さて、どうしても漏れ箇所を特定しないと気が済まない性格なもので...(^_^;)

バラしていきます。。。

あら?ドレンパンにオイルっぽいものが見えます。


ありました!漏れ箇所発見です!

熱交換器の溶接部分ですね。。。
内部の鉄の部分の腐食が激しかったので気になってました。

よくよく思うと、室外機付近の鉄製品、全部腐食が激しかった感じがします。


隣にあった室外機のプラロックを留めているボルトも。

ここは海からはかなり離れているので、塩害地域ではありません。
浄化槽ブロワがありましたからね。
もしかすると腐食性ガスが滞留している可能性があるので、お客様に報告しておきます。
(※腐食性ガスがドレンホースを通って室内機側に登って熱交換器を痛める事例もあります)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年1月23日月曜日

地デジアンテナ取付工事(マスプロ製スカイウォーリー)

中古住宅を購入されたお客様のご依頼で、地デジ用UHFアンテナの取付工事にお伺いしてきました。


前のオーナー様はCATVをご利用されていた様で、CATVの設備が残っています。


宅内設備を見てビックリです(^_^;)

リビングに「屋外用」の3分配器が。。。
今回は、リビングに1台だけテレビ設置なので、この辺りの機器はすべて撤去します。

事前調査して決めていた設置場所に、金具を取付けます。


UHFフラットアンテナで松山本局を狙います。


エラーフリーのいい値が出ました。


ケーブルを外壁面に留めていきます。

こちらのお宅、軽量鉄骨造なので、隠蔽配線は一切できません。

CATV保安器の所で、既存宅内配線へ接続。

ここはこの後、しっかりと防水処理しています。

宅内ケーブルを延長してテレビのところまで配線し、レベル測定。

屋外と屋内の温度差で、レンズが曇ってます(^_^;)

分配も無いので当然ですが、エラーフリーの適正レベルです。


後はチャンネル設定を行い、映りを確認いただいてお引き渡しです。

雪のちらつく寒い一日でしたが、「寒い日にありがとうございました。」と、お気遣いいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2017年1月21日土曜日

20年以上の家庭用ボイラー修理不能のため取替工事

砥部町の親戚の家のボイラーが故障しまして、取替工事に行ってきました。

長府製作所製 IB-4565SG 減圧式石油瞬間給湯器


実は阿部はここずっとバタバタしてまして、数日前から会長(前社長=親父)が点検に行って、取替えの段取りをしていました。
なので、既に撤去済み(^_^;)

20年以上の選手です。 名板が消えて見えないので、もしかすると30年?(^_^;)
この頃の長府は長持ちしてましたねぇ。

新しいボイラーを据えて、配管を接続していきます。
この辺の作業は、まだまだ会長がバリバリやります(^^)

ボイラー周辺の配管類は、すべてステンレス管で接続。

阿部は、地道にリモコン取付けを。


リモコン線は塩ビ管に入れて、ボイラーまで導きます。


通水して漏れがない事を確認して、保温材を巻き付けて作業完了。


スイッチを入れて試運転。


バッチリお湯が出始めました(^^)v

ここ数日かなり冷え込んでますから、お湯が使えないのは堪えます。。。
今晩からゆっくり暖かいお湯に漬かれますね(*^^*)

アベ冷熱技研では、石油機器技術管理士・給水装置工事主任技術者が点検・整備・工事を行います。
お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2017年1月18日水曜日

エアコン室外機 急勾配屋根置き工事

いつもお世話になっているFB友のMさんからのご依頼で、エアコン取替え&新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 ムーブアイ搭載霧ヶ峰 MSZ-AXV4016S-Wと、汎用機 MSZ-GV2216-Wです。


リビングの既存機は、松下電器産業製4.0kwタイプ。


タイマーランプ点滅で動かないため、修理のご依頼をいただきましたが、2002年製で14年経過しているため修理はお奨めしません。
まぁ部品も無いと思います(^_^;)


こちらは取替えなので、サクッと完了。

既存機は土に埋まりかけだったので、ブロックで一段上げました。
スリムダクトのみ、既存流用です。

試運転で異常がないことを確認して、お引渡しです。

「うぉ~、暖かい。これで今日からファンヒーター使わなくて済む。」と、お喜びいただきました。

はぃ、「阿部、今回の記事、えらい手抜きやなぁ」と思いました?
メインはここからです。。。

「じゃぁリビング替えるついでに、子供部屋にもエアコン付けてください」とのご依頼。
はいはい、と現地拝見。。。

2階の窓の脇に、エアコン専用コンセントがありまして、「ここに設置せよ」という感じですが、カーポートがあってハシゴが使えず、室外機を地上置きにすることができません。。。

左に屋根が見えますが。。。こ、こ、ここは、結構な急勾配。。。
北側なので、ご丁寧にコケまで生えてます。。。(´;ω;`)

高いところ平気な阿部ですが、さすがに足場の悪いところは怖いです(^_^;)

えぇ、悩んでもどうしても、ここしか置く所は無い訳でありまして、ここに置く様に決定。。。
どぉにでもなれ。 作業に掛かります。

位置決めをして、背面板を取付けます。


配管穴を開けていきます。


配管穴には貫通スリーブを挿入。


室内機を取付けて、いよいよあの屋根に。。。


やっぱり怖いんで(^_^;)、安全のためにロープを回して落下防止措置。


外部配管はブラウン色で化粧仕上げ。
室外機屋根置台は、耐久性の高い溶融亜鉛めっき仕上げ。


作業中のヘッピリ腰を、Mさんが撮影してくれました(*´ω`*)

一瞬でも気を抜くと、ズルっと行きます。。。
おぃ、ヘルメット被れよ...と、自分でツッコんでおきます(^_^;)

どれだけ勾配がキツイかというと、屋根置台の脚を目一杯伸ばしても前のめりになるくらいで、仕方なく防振ゴムを前脚に敷いて起こしているくらいの勾配です。


ポンと室外機が乗っていますが、肩に担いでハシゴ登って、滑り落ちそうになりながら何とか乗せたことは、この写真からは推測できるハズもありません(´;ω;`)

電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。

何事も無かったかの様に完成です(^^)v


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

これで子供さんも、しっかりお勉強できる環境になりましたね(・ω・)え?
Mさん、ありがとうございました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。