2016年7月7日木曜日

臭いが酷いというエアコンの分解洗浄工事

いつもお世話になっているお客様から、「子供の部屋のエアコンが何とも言えない臭いがしてたまらんのよ。なんとかならまいか?」とのご相談。
洗うしかないですね(^_^;)
...と言う事で、急遽エアコン分解洗浄にお伺いしました。

東芝 RAS-281UAD(2010年製)


持ち帰った室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。

真空引きの写真撮り忘れました。。。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認。

「忙しいのに急に言うてやってもろぉて、助かった。これで2、3年は使えるね。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2016年7月6日水曜日

調子の悪いガス給湯器から快適なエコキュートへ取替えるオール電化工事

いつもお世話になっているお客様から、「ガス給湯器の調子が悪いので、いっそオール電化にしたい。」とのご相談をいただき、ご提案・お見積り、そして本日お引き渡しさせていただきました。

三菱電機製 エコキュート ハイパワー給湯・バブルお掃除・追いだきフルオート SRT-S37U


IHクッキングヒーターはパナソニック製で、お客様支給品です。


既存のガス給湯器。


ブロック塀と建物の間は78cm。

通常のタンクユニットを横向きに置けば、入らない寸法でもありません。
薄型タンクなら絶対置ける幅ですが、勝手口があり通路になっているため、できればこの隙間にタンクユニットを置くのは避けたいところ。

悩んでいたところ、お客様が「ここでいいです」。

ここ中庭になってるので、見ため的にどうかなと思ってたんですが、通路を有効に使うためにはここしかありません。
という訳で、お見積りさせていただき、今回のご依頼をなりました。

まずは電気設備図面を描いて、四国電力へ申請します。


申請許可が下りるのに一週間程度掛かりますが、それまでに行える作業を進めていきます。
お湯を沸かす工程で、タンクユニットとヒートポンプユニットからは排水(膨張水と結露水)が出ます。
結構な量の水が出るので、垂れ流しはNG。
近くの雨水マスへ接続します。

こちらはヒートポンプ側。 エアコンのドレン管が垂れ流し状態だったので、一緒に雨水マスへ。

タンクユニット側も、排水管を雨水マスへ接続。
同時に給水・給湯管も立ち上げておきます。


タンクユニットの基礎を造るため、型枠を組んでメッシュ筋を入れます。


コンクリートを流し込んで完了。
この状態で一週間ほど寝かして、硬化を待ちます。


次に電源工事。
分電盤と浴室は2階にあります。
今回、主幹ブレーカー容量が75Aなので一次側は触らず、エコキュートとIHクッキングヒーター用の専用回路を増設します。


天井裏から、、、


床下を通したり、、、


梁があって立ち下げできないところは、外部を塩ビ管で立ち下げたりして配線。


コンロ下に200V30Aの専用コンセントを設置。

エコキュートは直接接続になります。

基礎が硬化したら、タンクユニットを留めるアンカーを打ち込みます。


配管工事を進めていきます。


ヒートポンプは通路側へ設置します。
排水マスやバルブがあるため、溶融亜鉛めっき製の高置台で交わします。


ガス設備はガス供給会社へお願いして撤去していただくのが通例ですが、今回のガス供給会社はガス管切り離しだけの作業で帰ってしまいました(^_^;)
なので、ガス機器も撤去しました。

エコキュート搬入、据付です。

配管類を接続して、注水。
タンク内が満杯になるのに時間が掛かりますから、他の作業に掛かります。

ガスコンロも残っているので撤去。


配線工事は終わっているので、サクッとIHクッキングヒーターに入れ替えて完了。


電力契約もオール電化契約に変わりますから、アナログメーターからスマートメーターへ取替えます。


タンク注水完了後、電源投入し、初期設定。


試運転を行います。


今回、フロ循環アダプタは既存のものを流用。
異常がない事を確認して、使用方法をご説明してお引き渡しです。


外周りはこんな感じで完成です。

ヒートポンプユニットの位置は、隣家の窓の位置などを考慮して、運転音のクレームがない様に対処しています。

後日、お客様からアンケートのご回答をいただきました。

工事中、雨に降られたり、風もなく暑い日もあったり、結構大変な時期の工事ではありましたが、こうやってお喜びいただけると、とても嬉しいです。

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2016年7月4日月曜日

暑くてたまらないカフェの厨房へルームエアコン新設工事

「お店の方の厨房にエアコンが付いてなくて、暑くて大変なのでエアコンを付けてほしい。」とご依頼いただき、新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 霧ヶ峰 6畳用 お客様支給品です。


カフェの厨房なので、一般的な飲食店の厨房ほどの広さはなく、厨房機器も座っているため4畳もありません。
下見にお伺いしましたが、取付けができる場所は勝手口上のスペースしかありませんね。

ガスコンロのすぐ横なので、エアコンを取付けるにはあまりお奨めな場所ではありませんが、油物をすることもないそうなのでここにします。

工事に掛かります。
位置決めをして、背面板を取付け。


配管穴を開けていきます。


配管保護、小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。


室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


今日は朝からもの凄い暑さです。。。(;´Д`)
涼しい午前中に、、、と思ってたのに、東側でもの凄い日差し、水筒も忘れて熱中症寸前。
指先がしびれながらも、真空引きまで持っていきます。

室外機に配管を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。
この間、少し日影で休憩。 目が回るし、足も攣りはじめました。。。

ドレンは垂れ流しせず、奥の土のところまで塩ビ管で延長。


外周りはこんな感じで完成。
通路が狭くなるので、上の方に壁面置きもお奨めしましたが、室外機が壁面にあるのは見た目が悪いとの事で却下です(^_^;)


エアコン専用コンセントは、同じ厨房内にある分電盤から増設。


天井裏には大きな梁があって、ケーブルを通すのにも一苦労。
呼び線も入らず、糸を垂らして、、、


なんとか分電盤まで立ち下げ。


天井裏にケーブルを通して、エアコン脇に専用コンセントを取付けました。

これも壁面に付けたかったんですけど、こちら側の壁内は一切ケーブルが通らず、仕方なく天井面に設置させていただきました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


作業的には大した工事ではなかったですが、暑さにはやられました。。。
FB友さんでもあるお客様から、ありがたいメッセージをいただきました。

嬉しいです。こういうお声をいだだけると、頑張った甲斐があったなぁと思うわけです。
Sさん、こちらこそご依頼ありがとうございました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。