2016年5月18日水曜日

平成28年度 愛媛県電機商業組合 松山支部 通常総会

夕方から、東京第一ホテル松山で開催された、愛媛県電機商業組合松山支部の通常総会へ出席してきました。


松山市内の家電店さんの集まりです。

アベ冷熱技研がこの組合に加入している意味はあるのかと、最近ふっと考える様になりました(^_^;)
まぁそこはそのうち。。。

総会はいつもの様に滞ることなく閉会。
そして懇親会へ。

仕事的には完全アウェー状態ですが、知り合いの方は結構いるので、話は盛り上がります。
今日もよく喋り、よく飲みました<(_ _)>

新築住宅で三菱GV4.0kwエアコン新設工事

新築されたお客様のご依頼で、4月初めから取り掛かっていたエアコン新設工事の仕上げとお引き渡しにお伺いしていました。

三菱電機 GVタイプ4.0kw お客様支給品です。


お客様とは内壁を貼る前に現場で取付け位置の確認と、柱の位置、筋交いの位置を確認させていただきました。
事前に現場で打ち合わせさせていただくのは、作業もスムーズに進むので、大変ありがたいです。

位置決めをして、背面板を取付けます。
ところでこのコンセントの高さは、どういう意味があるのかは不明です(^_^;)


配管穴を開けます。
柱、筋交いの位置は確認済みなので、迷いはありません。


貫通スリーブを挿入します。


室内機を取付けます。


外部配管はアイボリー色のスリムダクト仕上げ。


室外機接続は、外構工事が完了してからにします。

室外機を置く部分は、砂利を敷くかコンクリートを敷くか検討中との事なので、室外機があると邪魔な訳です。

と、ここまでが4月初めの工事です。
外構工事が完了したらご連絡いただくという事でお別れしていました。

で、本日、外構工事が完了したと言うことで、お伺いした訳ですが。。。

え?なんですか?これ???
ウッドデッキができるのは聞いてましたけど、屋根も壁も。。。

うわっ!家の周りほとんど囲まれてしまってますよ?

お客様も困惑されていました(^_^;)
ここまで囲まれるとは想像されてなかったそうです。
打ち合わせ不足ですね。。。

室外機はここに置くしかないんですけど、放熱が悪いかも知れません。
これはお客様にもご理解いただいています。
室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


ドレンは垂れ流しにはできませんから、隙間を立ち下げて、、、


床下を通します。


こんな感じで、基礎の間から出す様にしました。


外周りはこんな感じで完成です。

まぁ、風通しは良さそうなので、なんとか大丈夫かなという感じです。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

この他にも、以前お住まいのお宅から1台、エアコン移設工事をご依頼いただきました。
これで新しいお家で快適にお過ごしいただけますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

分譲マンションで三菱ZW6.3kwエアコン新設工事

松山に縁もゆかりもないご夫妻のご依頼で、松山移住のお手伝いをさせていただきました。
「引退したら松山に住みたかったんです。」って。
地元の人間としてはとても嬉しいです(^^)

三菱電機 MSZ-ZW635S-W お客様支給品です。


位置決めをして、背面板とダクトを取付けます。


6.3kwは配管が2分4分。
4分は手曲げでは潰れてしまうので、パイプベンダで曲げます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はブラウン色のスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


ドレンは室内機、室外機共に排水溝へ導きます。


ベランダ周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「Blogで拝見して、阿部さんにお願いしようと決めてました。思った通りにキレイにしていただいてありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2016年5月17日火曜日

分電盤取替え・電気容量アップ電気工事

4月にIHクッキングヒーターとレンジフードの取替工事をご依頼をいただいたお客様宅にて、電気容量増設工事にお伺いしてきました。


既存の分電盤です。


主幹が50A。
エアコンが6台、この前IHクッキングヒーターを設置したので、同時に運転すると容量的にはかなり厳しい状態です。


IHクッキングヒーター設置時にご相談いただいていて、その時に宅内調査を行い、図面を制作し、四国電力へ容量増の申請をしていました。


申請が受付けられましたので、工事に掛かります。
引込み周辺はこんな感じ。

この1階と2階の段差が、この後大変なことになる訳です。。。

ケーブルサイズを既存VVR14sq×3芯から、CV-T14sqへ張り替えます。
電力量計のところから、建物反対側にある分電盤までは、1階天井裏を隠蔽配線します。

軒天を開口してケーブルを入れようとしますが、ある程度入ってそれ以上入りません。。。

ユニットバスの点検口から見ると、奥には梁が見えます。

実はあの梁は、外壁側の梁ではなく、2階を支えている梁なんです。。。
ずっと向こうで、複雑に重なり合う梁のせいで、ケーブルが通りません。

2時間ほど格闘しましたが、どうにもならないので外部露出配線も考えましたが、どう考えても玄関の上をケーブルが横切るのは美観上許せません。
やれるだけやってみようと、天井裏へ体を入れました。

1階と2階の隙間を入っていくのは初めての体験です(^_^;)
肩幅入ればどこにでも入れますね。。。

まぁここからも3時間格闘で、なんとか呼び線が通りました。


が、ケーブルが通らないので、まずロープに変更。
まったく天井裏で何が起こってるのか判らないので、腕が入るだけ穴を広げてカメラで撮影。

下に転がっているのが既存ケーブル。
上から奥へ向かっているのがロープ。
梁と天井の補強材との間の狭いこと。。。

おかげでケーブルキャッチャーも痛めてしまいました(´・ω・`)


朝から5時間掛かって、なんとかケーブルが分電盤のとことまでやってきました。

既に放心状態ですが、今日中に終わらせたい。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。


電力量計周りはこんな感じで仕上り。


2階軒先の引込点までケーブルを取替えます。


引込線と仮接続します。

後日、電柱から建物までの引込線張り替えを、四国電力引込認定店が施工します。

電力量計の新旧交代。スマートメーターに変わります。


トルクドライバーを使って、規定値で締め付けます。


外周りはこんな感じで完成。


すべての接続が完了すると、絶縁抵抗計を使って漏電がないか確認。


あとは電源を投入して、お引渡しです。


ケーブルを天井裏に通してパパっと済む予定だったんですが、あまりにも天井裏で手こずってしまい、もの凄い時間が掛かったにも関わらず、とても嬉しいアンケートのお応えをいただきました。



ありがとうございます。がんばった甲斐がありました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。

IHクッキングヒーター専用コンセント増設工事

IHクッキングヒーターの専用コンセント増設工事にお伺いしてきました。

日立製 IHクッキングヒーター お客様支給品です。


こちらのお宅は、既にオール電化住宅の電力契約になっています。
今までは100VのIH卓上コンロをご使用されていました。

しかし、これでもオール電化住宅の扱いになるんですね(^_^;)

既存の分電盤はいっぱいで、既に横にフリーボックスで増設もあります。

主幹ブレーカーが60Aなので、容量的にぎりぎりかも知れませんが、今回IHを増設してみて、主幹が落ちる様だったら容量増することにします。

分電盤は洗面所に。その隣がキッチンなので、ユニットバスの点検口から天井裏作業に掛かります。


1階の天井裏ですが、2階部分が奥に入っている部分なので、結構スペースはありますが、ケーブルが入り乱れて、前に進みにくい状況。。。
あの先に見える壁の下がコンロ台の上になります。


コンロ台下の、ガス管が通っていた穴を利用してケーブルを導きます。


分電盤までケーブルが通りました。


フリーボックスの空きスペースに、200V30Aの分岐ブレーカーを増設。

アース線は分電盤ではなく、天井裏に集中してありましたので、それから分岐しています。

コンロ台下に30Aコンセントを取付けます。


ブレーカーを入れて、電圧確認。


お客様の用意されたIHクッキングヒーターを取付けて、


コンセントを差し込んで、試運転後異常がない事を確認してお引き渡しです。

「これでキッチンも快適に使えます。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。