2016年5月18日水曜日

分譲マンションで三菱ZW6.3kwエアコン新設工事

松山に縁もゆかりもないご夫妻のご依頼で、松山移住のお手伝いをさせていただきました。
「引退したら松山に住みたかったんです。」って。
地元の人間としてはとても嬉しいです(^^)

三菱電機 MSZ-ZW635S-W お客様支給品です。


位置決めをして、背面板とダクトを取付けます。


6.3kwは配管が2分4分。
4分は手曲げでは潰れてしまうので、パイプベンダで曲げます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はブラウン色のスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


ドレンは室内機、室外機共に排水溝へ導きます。


ベランダ周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「Blogで拝見して、阿部さんにお願いしようと決めてました。思った通りにキレイにしていただいてありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2016年5月17日火曜日

分電盤取替え・電気容量アップ電気工事

4月にIHクッキングヒーターとレンジフードの取替工事をご依頼をいただいたお客様宅にて、電気容量増設工事にお伺いしてきました。


既存の分電盤です。


主幹が50A。
エアコンが6台、この前IHクッキングヒーターを設置したので、同時に運転すると容量的にはかなり厳しい状態です。


IHクッキングヒーター設置時にご相談いただいていて、その時に宅内調査を行い、図面を制作し、四国電力へ容量増の申請をしていました。


申請が受付けられましたので、工事に掛かります。
引込み周辺はこんな感じ。

この1階と2階の段差が、この後大変なことになる訳です。。。

ケーブルサイズを既存VVR14sq×3芯から、CV-T14sqへ張り替えます。
電力量計のところから、建物反対側にある分電盤までは、1階天井裏を隠蔽配線します。

軒天を開口してケーブルを入れようとしますが、ある程度入ってそれ以上入りません。。。

ユニットバスの点検口から見ると、奥には梁が見えます。

実はあの梁は、外壁側の梁ではなく、2階を支えている梁なんです。。。
ずっと向こうで、複雑に重なり合う梁のせいで、ケーブルが通りません。

2時間ほど格闘しましたが、どうにもならないので外部露出配線も考えましたが、どう考えても玄関の上をケーブルが横切るのは美観上許せません。
やれるだけやってみようと、天井裏へ体を入れました。

1階と2階の隙間を入っていくのは初めての体験です(^_^;)
肩幅入ればどこにでも入れますね。。。

まぁここからも3時間格闘で、なんとか呼び線が通りました。


が、ケーブルが通らないので、まずロープに変更。
まったく天井裏で何が起こってるのか判らないので、腕が入るだけ穴を広げてカメラで撮影。

下に転がっているのが既存ケーブル。
上から奥へ向かっているのがロープ。
梁と天井の補強材との間の狭いこと。。。

おかげでケーブルキャッチャーも痛めてしまいました(´・ω・`)


朝から5時間掛かって、なんとかケーブルが分電盤のとことまでやってきました。

既に放心状態ですが、今日中に終わらせたい。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。


電力量計周りはこんな感じで仕上り。


2階軒先の引込点までケーブルを取替えます。


引込線と仮接続します。

後日、電柱から建物までの引込線張り替えを、四国電力引込認定店が施工します。

電力量計の新旧交代。スマートメーターに変わります。


トルクドライバーを使って、規定値で締め付けます。


外周りはこんな感じで完成。


すべての接続が完了すると、絶縁抵抗計を使って漏電がないか確認。


あとは電源を投入して、お引渡しです。


ケーブルを天井裏に通してパパっと済む予定だったんですが、あまりにも天井裏で手こずってしまい、もの凄い時間が掛かったにも関わらず、とても嬉しいアンケートのお応えをいただきました。



ありがとうございます。がんばった甲斐がありました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。

IHクッキングヒーター専用コンセント増設工事

IHクッキングヒーターの専用コンセント増設工事にお伺いしてきました。

日立製 IHクッキングヒーター お客様支給品です。


こちらのお宅は、既にオール電化住宅の電力契約になっています。
今までは100VのIH卓上コンロをご使用されていました。

しかし、これでもオール電化住宅の扱いになるんですね(^_^;)

既存の分電盤はいっぱいで、既に横にフリーボックスで増設もあります。

主幹ブレーカーが60Aなので、容量的にぎりぎりかも知れませんが、今回IHを増設してみて、主幹が落ちる様だったら容量増することにします。

分電盤は洗面所に。その隣がキッチンなので、ユニットバスの点検口から天井裏作業に掛かります。


1階の天井裏ですが、2階部分が奥に入っている部分なので、結構スペースはありますが、ケーブルが入り乱れて、前に進みにくい状況。。。
あの先に見える壁の下がコンロ台の上になります。


コンロ台下の、ガス管が通っていた穴を利用してケーブルを導きます。


分電盤までケーブルが通りました。


フリーボックスの空きスペースに、200V30Aの分岐ブレーカーを増設。

アース線は分電盤ではなく、天井裏に集中してありましたので、それから分岐しています。

コンロ台下に30Aコンセントを取付けます。


ブレーカーを入れて、電圧確認。


お客様の用意されたIHクッキングヒーターを取付けて、


コンセントを差し込んで、試運転後異常がない事を確認してお引き渡しです。

「これでキッチンも快適に使えます。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。

2016年5月16日月曜日

賃貸アパートでエアコン取付け・専用コンセント増設工事

「エアコン専用のコンセントも、穴もないんですけど、不動産屋さんにはOKもらってるんでお願いできませんか?」と、ご依頼いただき、取付工事にお伺いしてきました。

エアコンはお客様支給品です。


アパートの1階、手前の部屋に取付け希望です。


分電盤には予備の分岐回路がありません。


室内機の位置は、窓の上をご希望です。


天井面とサッシの上部の間は35cm。
ぎりぎり収まる高さですが、サッシの上には壁内に補強が入っているので穴開けはできません。


他のお部屋の状況と、壁内の柱の位置関係、外側の雨樋の位置を考慮して、配管穴を開けます。


この配管穴を使って、専用コンセント増設のためにケーブルを通します。


天井裏は鉄骨と2階の排水管で、なかなかやり辛い環境です。


なんとか分電盤のところまで来ました。


フリーボックスを使って、分岐ブレーカーを増設。


専用コンセントを取付けて、配管穴には貫通スリーブを挿入。


やっとエアコン工事に掛かります。


実はこの日、台風なみの風と土砂降りの雨。。。

今日延期してしまうと、またお伺いできるのが2週間後になるため、シートを張ってなんとか施工。

配管類を接続し、電動真空ポンプを使用して、しっかりと配管内部を真空乾燥します。


外周りはこんな感じで完成。

左側は内開きの勝手口ドアになっているため、室外機の位置は微妙なところになっています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

途中、雨が酷すぎて止めようかと思いましたが、何とか完成できました。
今日から快適にお過ごしいただけますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。