2015年11月18日水曜日

2015 三菱電機 暮らしと設備の総合展 in広島

広島で開催されている、「2015 三菱電機 暮らしと設備の総合展」へ行ってきました。


この展示会、他メーカー出入り禁止。
招待状を持った業者さんしか入る事ができません。


三菱電機の特約店でもないアベ冷熱技研が入れるのは、仕入業者さんとの関係と三菱電機担当者との、良好な繋がりがあるからなんですね。


当然、場内は撮影禁止。


会場は人で溢れています。

省エネシステムのHEMSや太陽光発電、LED照明、エコキュート、IHクッキングヒーター、大型空調システムなど、三菱の最先端技術を搭載した商品がたくさん展示されていて、三菱の幅の広さを再確認しました。

で、阿部が一番見てみたかった実機がこれ。

「霧ヶ峰ADVANCE」。霧ヶ峰の最高峰モデルです。
今までのルームエアコンの概念を覆す、異質?な内部設計。
外面だけ見ると普通のエアコンが少し大きくなったって感じですが、内部が全くちがいます。

詳細はここに書くより、こちらのサイトをご覧ください↓
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/newsfz/

すごいでしょ? なんだこれ?です。
展示会では、これの分解モデルが展示してありまして、ほとんどの時間ここで担当者捕まえていろいろ聞き出していました(^_^;)
施工者としてはこの機種、いろいろと問題点はあるんですけど、それ以上のメリットがたくさん搭載されていますね。
この機種、アベ冷熱技研でお奨めできるお宅があるかどうか、、、「選定力」と「判定力」が必要ですね。
カタログや資料いっぱいもらって帰ったので、勉強勉強。頑張ります<(_ _)>

2015年11月14日土曜日

賃貸マンションでエアコン取付工事&専用コンセント増設工事

賃貸マンションにお住まいのお客様から、「エアコンの取付けと、コンセントの増設をお願いしたい」とご依頼いただき、工事にお伺いしてきました。

三菱電機 霧ヶ峰 2.2kwタイプ お客様支給品です。


取付けるお部屋はこちら。

共用通路側で、エアコンの取付けができる様に設計されていないため、配管穴も専用コンセントもありません。
ほとんどのマンションでは、共用通路に室外機を置いてはいけない事になっていますが、今回は室外機を置くことも、専用コンセントを増設することについても、管理会社から許可が出ました。
専用コンセント増設については、管理会社が負担されるそうです。

配管穴はどうするか。
窓に換気小窓があるので、これに小窓パネルをハメ込んで配管穴として利用します。


まずは、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


真空引きしている間に電気工事をやっていたら、真空引きの写真を撮り忘れました。。。

通路側はこんな感じで完成。

分電盤は内玄関のところにあります。


予備のブレーカーが搭載されているので、ここからエアコンのところまで専用回路を施工します。


天井裏から行けるならその方がいいので、浴室の点検口から天井裏を確認。


あぁ、、、無理ですね。
天井裏スペースが低すぎて、向こうの端まで見えません。。。


「露出でもかまわない」と許可いただいているので、壁貫通して通線していきます。


分電盤の裏側の部屋が、今回エアコンを設置する部屋なので、単純に真っ直ぐ貫通です。


ケーブルは、白色のプラモールで施工。


部屋内も。


エアコンの上部へコンセントを設置。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「案外スッキリ収まりましたね。キレイにしていただいて、ありがとうございます。」と、お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様の機器を長持ちさせるエコロジー工事から安全な電気工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年11月13日金曜日

愛媛での「新しいイキカタ・ハタラキカタ」地域活性化シンポジウム

ちょっと前に、Facefookのお友達のタイムラインを見ていると、「〇〇さんは、イベントに参加予定です」と、このシンポジウムが出てきました。

移住促進による地域活性化シンポジウム?

アベ冷熱技研のお客様の中にも、この松山へ移住されて来られた方々がたくさんいらっしゃいます。
別に知り合いが居るとかでもなく、「住みやすい街だから」と言われる方がいらっしゃるのに驚くことがよくありました。

「なんか面白そう」と思って、講演される方を見ると・・・
週末、夕方、かなり厳しい時間帯でしたが、半ば無理矢理時間作って行ってきました。

場所は、坂の上の雲ミュージアム。

松山の観光名所ですが、初めてです。。。(^_^;)

バタバタしてて遅れて到着。

結構な人数がいる事に、このタイトルへの魅力と、、、

今回の講師のカリスマ性が現れているのかなと。

講演一番目は、プロブロガー「イケダハヤト」さん。
ん?って思いました? おぉっ!って思いました?
阿部は、イケハヤさんの名前を見つけた瞬間「うぉっ!これ行きたい!」って叫びました(^_^;)
まぁ、興味ない人は興味ないと思いますが、「まだ東京で消耗してるの?」というタイトルでBlogを更新中。

まだ東京で消耗してるの? → http://www.ikedahayato.com/

高知の限界集落へ移住して、「プロブロガー」というキャリアを歩んで、広告収入、アフィリエイト収入で生きているという、ちょっと変わった方。
このBlogが面白くて、密かにファンだったりした訳です(*^^*)
イケハヤさんは、『東京を捨てて高知の限界集落に移住してわかった10のこと』と題して、現在の生活状況や、どういう活動を行っているかを講話。
年間数万円の家賃(年間ですよ年間)で家を借りて、畑も耕し、ほぼ自給自足。
パソコンとネット回線さえあれば、仕事は事足りる。
地域活動にもどんどん参加し、食べものも美味しく、「東京で長い列作って並んで、なにを食ってたんだろう?」って思ったという話が印象的でした。

講演二番目は、クレイド代表取締役 デジタルハリウッド米子代表の平尾貴志さん。

あのデジハリです。
え?知らない? たくさんのクリエーターを世に送り出しているデジハリですよ。

Digital Hollywood → http://www.dhw.co.jp/

平尾さんは、『人材育成で目指す地域活性』と題して、デジハリの活動や今後の展開について講話。
都会ではなく地方で行う人材育成の可能性や、松山進出?の可能性のお話にワクワクしました。

最後にパネルディスカッション。
『Uターン、Iターン経験者に聞く「移住のリアルとホンネ」』と題して、

イケダハヤトさんに加え、宇野哲郎さん(松山市 総合政策部 シティプロモーション推進課 課長)、小菅達矢さん(Keinous、デジタルハリウッドトレーナー)、山内大輔さん(内子町地域おこし協力隊)、コーディネーターは井上和俊さん(AED代表)で、ホンネトーク。

いろいろ有意義なお話を聞けましたが、一番心に残ったのは、イケハヤさんの「やっぱりやる気が無いと無理。漠然と田舎暮らしがしたいだけじゃやっていけない。その地域に馴染める行動力が必要。」という言葉。
そう、思いじゃなくて、気持ち。
そして行動力。
今の自分にスッと入ってきました。

と言う訳で、図々しくイケハヤさんとツーショットまでいただきました(*^^*)

Blogのお話も気さくにしていただいて、感激でした。
ホント、無理して参加して良かったです(^^)

2015年11月12日木曜日

飲食店の壁掛形パッケージエアコンを取外し完全分解洗浄

タマにぷらっと寄る飲食店さんから、「このエアコン3台あるんですけど、洗浄お願いできませんか?」とご依頼いただき、お引き受け、本日再取付けにお伺いしてきました。

東芝 AIK-P400H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
東芝 AIK-P400H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
東芝 AIK-P500H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン


外装やフィルターは定期的に掃除されている様で、見た目はキレイでしたが、粉物を扱うので内部は結構いってました(^_^;)

まぁ、どこの飲食店も同じですが、こちらは油分がないだけマシです。
焼肉屋さんとか、中華料理屋さんなんかは、触るのに躊躇しますので。。。

室内機を外そうと思ったら、なかなかスゴい工事をされてたんですね。

まぁまぁやりにくいです(^_^;)

外したら、配管穴にはスリーブもありません。。。


案の定、壁内から侵入してきた小動物にやられていますね。


電気系統も結構切断されています。


修復は後にする事にして、とりあえず洗浄します。
丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。

業務用を洗浄する場合は、家庭用と違う薬品を使って洗浄します。
でも、あまりキツイものは使いません。

熱交換器↓

※洗浄後のムラは、アルミフィンの腐食が進んでいるためで、洗浄で元に戻すことはできません。

ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


よく乾かしてから組み立てに掛かりますが、痛められた部品の補修が必要です。
こちらのケーブルは切断されているだけなので、繋いで再利用。


こちらのモーターは、根元から切断されているので、


新しくモーターを取り寄せて交換します。


剥がされた断熱材をそのままにしておくと、結露の原因になるため、


きちっと補修します。


組み立てが完了すると、取付けにお伺いします。
配管穴には、貫通スリーブを挿入。

これで壁内から侵入されることはなくなります。

室内機を掛けて、配管類を接続します。


ここもしっかりとテープ巻きして、パテ埋め。

ほんと、やりにくい場所です。。。

配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行います。


今まで手動でしか動かなかったフラップも、モーター交換で動くようになり、異常がない事を確認してお引き渡しです。

今回、外して洗浄して正解でしたね。
エアコン室内機を取外して分解洗浄を行う最大のメリットは、裏側がキレイに洗えるとかではなく、機器の不具合や施工不良の発見につながる事です。
これ、取付けたまま洗ってると、不具合箇所を見付ける事はできませんでしたよ。
これぞ取外し完全分解洗浄の、最大のメリットです。
末永くエアコンを使うためには、外して点検を行うことも必要ですね。
お客様にも、「わぁ、風の量が全然違う。」と、大変お喜びいただきました。
これで快適にお食事ができますね。
また寄らせていただきます(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研