「漏電してブレーカーが落ちてるんです。急ぎで見てもらえませんか?」とご依頼をいただき、点検にお伺いしてきました。
和室と玄関周りのブレーカーが切られています。
お聞きすると、四国電力へお電話されて、初期対応は電力さんがされたそうです。
この分岐ブレーカーの回路が怪しい様で、0.05MΩのシールが貼ってあります。
この回路を絶縁抵抗計(メガー)で当ってみると、確かに漏れ漏れ。。。
宅内の設備を点検していくも、原因が特定できず。
玄関にあったスイッチ回路を調べると、屋外にポール灯を発見。
怪しいぞコイツ。
灯具をバラして見ると、結構腐食しています。
ケーブルを留めていた押さえ金具を外したとたん、スポッとケーブルが抜けました。。。
端子台が劣化している模様です。
絶縁抵抗計で当たってみます。
コイツですね。 間違いない。。。
とりあえず宅内の電気が使える様に、この灯具は切り離してしっかりとテープを巻いて防水処理。
分電盤のところへ戻って、再度測定。
大丈夫ですね(^_^)v
あとはブレーカーを入れて、作業終了。
漏電している灯具は、年明けにお見積りをさせていただきまして、取替えるか、そのままにされるか判断いただく予定です。
これで安心して新年をお迎えいただけますね。
アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な修理・点検もお気軽にご相談ください。
2015年12月28日月曜日
2015年11月12日木曜日
飲食店の壁掛形パッケージエアコンを取外し完全分解洗浄
タマにぷらっと寄る飲食店さんから、「このエアコン3台あるんですけど、洗浄お願いできませんか?」とご依頼いただき、お引き受け、本日再取付けにお伺いしてきました。
東芝 AIK-P400H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
東芝 AIK-P400H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
東芝 AIK-P500H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
外装やフィルターは定期的に掃除されている様で、見た目はキレイでしたが、粉物を扱うので内部は結構いってました(^_^;)
まぁ、どこの飲食店も同じですが、こちらは油分がないだけマシです。
焼肉屋さんとか、中華料理屋さんなんかは、触るのに躊躇しますので。。。
室内機を外そうと思ったら、なかなかスゴい工事をされてたんですね。
まぁまぁやりにくいです(^_^;)
外したら、配管穴にはスリーブもありません。。。
案の定、壁内から侵入してきた小動物にやられていますね。
電気系統も結構切断されています。
修復は後にする事にして、とりあえず洗浄します。
丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
業務用を洗浄する場合は、家庭用と違う薬品を使って洗浄します。
でも、あまりキツイものは使いません。
熱交換器↓
※洗浄後のムラは、アルミフィンの腐食が進んでいるためで、洗浄で元に戻すことはできません。
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
よく乾かしてから組み立てに掛かりますが、痛められた部品の補修が必要です。
こちらのケーブルは切断されているだけなので、繋いで再利用。
こちらのモーターは、根元から切断されているので、
新しくモーターを取り寄せて交換します。
剥がされた断熱材をそのままにしておくと、結露の原因になるため、
きちっと補修します。
組み立てが完了すると、取付けにお伺いします。
配管穴には、貫通スリーブを挿入。
これで壁内から侵入されることはなくなります。
室内機を掛けて、配管類を接続します。
ここもしっかりとテープ巻きして、パテ埋め。
ほんと、やりにくい場所です。。。
配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行います。
今まで手動でしか動かなかったフラップも、モーター交換で動くようになり、異常がない事を確認してお引き渡しです。
今回、外して洗浄して正解でしたね。
エアコン室内機を取外して分解洗浄を行う最大のメリットは、裏側がキレイに洗えるとかではなく、機器の不具合や施工不良の発見につながる事です。
これ、取付けたまま洗ってると、不具合箇所を見付ける事はできませんでしたよ。
これぞ取外し完全分解洗浄の、最大のメリットです。
末永くエアコンを使うためには、外して点検を行うことも必要ですね。
お客様にも、「わぁ、風の量が全然違う。」と、大変お喜びいただきました。
これで快適にお食事ができますね。
また寄らせていただきます(^^)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
東芝 AIK-P400H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
東芝 AIK-P400H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
東芝 AIK-P500H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
外装やフィルターは定期的に掃除されている様で、見た目はキレイでしたが、粉物を扱うので内部は結構いってました(^_^;)
まぁ、どこの飲食店も同じですが、こちらは油分がないだけマシです。
焼肉屋さんとか、中華料理屋さんなんかは、触るのに躊躇しますので。。。
室内機を外そうと思ったら、なかなかスゴい工事をされてたんですね。
まぁまぁやりにくいです(^_^;)
外したら、配管穴にはスリーブもありません。。。
案の定、壁内から侵入してきた小動物にやられていますね。
電気系統も結構切断されています。
修復は後にする事にして、とりあえず洗浄します。
丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
業務用を洗浄する場合は、家庭用と違う薬品を使って洗浄します。
でも、あまりキツイものは使いません。
熱交換器↓
※洗浄後のムラは、アルミフィンの腐食が進んでいるためで、洗浄で元に戻すことはできません。
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
よく乾かしてから組み立てに掛かりますが、痛められた部品の補修が必要です。
こちらのケーブルは切断されているだけなので、繋いで再利用。
こちらのモーターは、根元から切断されているので、
新しくモーターを取り寄せて交換します。
剥がされた断熱材をそのままにしておくと、結露の原因になるため、
きちっと補修します。
組み立てが完了すると、取付けにお伺いします。
配管穴には、貫通スリーブを挿入。
これで壁内から侵入されることはなくなります。
室内機を掛けて、配管類を接続します。
ここもしっかりとテープ巻きして、パテ埋め。
ほんと、やりにくい場所です。。。
配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行います。
今まで手動でしか動かなかったフラップも、モーター交換で動くようになり、異常がない事を確認してお引き渡しです。
今回、外して洗浄して正解でしたね。
エアコン室内機を取外して分解洗浄を行う最大のメリットは、裏側がキレイに洗えるとかではなく、機器の不具合や施工不良の発見につながる事です。
これ、取付けたまま洗ってると、不具合箇所を見付ける事はできませんでしたよ。
これぞ取外し完全分解洗浄の、最大のメリットです。
末永くエアコンを使うためには、外して点検を行うことも必要ですね。
お客様にも、「わぁ、風の量が全然違う。」と、大変お喜びいただきました。
これで快適にお食事ができますね。
また寄らせていただきます(^^)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
2015年10月19日月曜日
埋込形照明器具の安定器取替え修理作業
以前、エアコン工事をご依頼いただいた美容室のオーナー様から、「照明が突然消えるので修理してほしい」とご依頼いただき、点検にお伺いしていました。
小泉産業製、FPL36W×3本の埋込形照明器具です。
スイッチを入れるととりあえず点灯するが、しばらくすると消えるという症状です。
ランプも新しいものに替えられたそうですが、変わらずと言うことで安定器の不良と判断。
この器具、こちらに6台ほど設置されているので、これ一台だけ取り替えるのもオカシイため、安定器があるのであれば修理と言うことで、部品手配をしました。
部品在庫は無いが作る事はできると言う事で、少し日程が掛かりましたが、無事入荷して修理にお伺いしてきました。
器具を取外します。
バラしてみます。
あれ?安定器が1つしか無いですよ?
手配間違えたのかと思いましたが、新しい安定器は、1灯用と2灯用の組み合わせでした。
既存安定器は、共進電機製作所?
新しい安定器は、三菱電機製でした。。。
小泉産業製じゃないんですね?
安定器が2台になって、配線が複雑で時間が掛かりましたが、なんとか接続。
元通りに取り付けて、点灯試験。
異常なく点灯したことを確認して、お引き渡しです。
部品さえあれば、古い機種でもまだまだ使用できますね。
オーナー様には、「助かりました」とお喜びいただきました。
小泉産業製、FPL36W×3本の埋込形照明器具です。
スイッチを入れるととりあえず点灯するが、しばらくすると消えるという症状です。
ランプも新しいものに替えられたそうですが、変わらずと言うことで安定器の不良と判断。
この器具、こちらに6台ほど設置されているので、これ一台だけ取り替えるのもオカシイため、安定器があるのであれば修理と言うことで、部品手配をしました。
部品在庫は無いが作る事はできると言う事で、少し日程が掛かりましたが、無事入荷して修理にお伺いしてきました。
器具を取外します。
バラしてみます。
あれ?安定器が1つしか無いですよ?
手配間違えたのかと思いましたが、新しい安定器は、1灯用と2灯用の組み合わせでした。
既存安定器は、共進電機製作所?
新しい安定器は、三菱電機製でした。。。
小泉産業製じゃないんですね?
安定器が2台になって、配線が複雑で時間が掛かりましたが、なんとか接続。
元通りに取り付けて、点灯試験。
異常なく点灯したことを確認して、お引き渡しです。
部品さえあれば、古い機種でもまだまだ使用できますね。
オーナー様には、「助かりました」とお喜びいただきました。
カテゴリ:
修理作業
2015年9月9日水曜日
室内機傾きによるエアコン水漏れ修理作業
賃貸アパートのオーナー様から、「エアコンの水漏れがするので修理をお願いしたい」とご依頼いただき、お伺いしてきました。
日立 2002年製。 他社取付け品です。
入居者様曰く、「昨年も水漏れして修理に来てもらったのに、また漏れるんですよ。どうなんですか、これ?もう取替えてもらう事はできないんですか?」と、まぁまぁのご立腹(^_^;)
当社施工でもなく、取替えの権限もありませんので、とりあえず点検させていただく事をご了承いただき、作業に掛かります。
配管は右後方出し。
漏れ箇所はカバー下部全面から、結構な量。
ドレンホースの詰まりかな?と思って、ホースをチェックするも異常なし。
どうも、前回修理に来た業者さんは、ドレンホースの吸い出しを行っただけで帰ったそうです。。。
と言うことは。。。
全面カバーを外して、細かくチェックしていきます。
なんか左が下がってる感じがする?と思い、水平器を当てると。。。
左が下がってますね。
水は正直です。
ドレンパン左側にドレン水が溢れそうに。。。
左下部の断熱材が濡れているので、ここからカバーを伝って滴下していた様です。
と言うことで、原因は室内機が傾いているため。
いわゆる、施工不良です。
オーナー様にご報告し、年式も古いのでこの際に取替えるか、既存機を水平に取付け直すか、判断を仰ぎました。
当然ですが、後者の方で作業開始。
まず、室内機を外す訳ですが、外部の化粧カバーを外すと・・・
もうどこまで施工不良なのか、、、配管穴にパテ埋めしていないため、黒いススの様なホコリが着いていました。
室内機も背面板も撤去。
再度、水平器を使って、背面板を水平に取付けます。
室内機を取付けて、配管を接続。
配管穴は、しっかりとパテ埋め。
配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
水漏れも止まりましたので、またこれで快適にご使用いただけますね。
アベ冷熱技研は、「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が点検・修理を行いますので、お気軽にご相談ください。
日立 2002年製。 他社取付け品です。
入居者様曰く、「昨年も水漏れして修理に来てもらったのに、また漏れるんですよ。どうなんですか、これ?もう取替えてもらう事はできないんですか?」と、まぁまぁのご立腹(^_^;)
当社施工でもなく、取替えの権限もありませんので、とりあえず点検させていただく事をご了承いただき、作業に掛かります。
配管は右後方出し。
漏れ箇所はカバー下部全面から、結構な量。
ドレンホースの詰まりかな?と思って、ホースをチェックするも異常なし。
どうも、前回修理に来た業者さんは、ドレンホースの吸い出しを行っただけで帰ったそうです。。。
と言うことは。。。
全面カバーを外して、細かくチェックしていきます。
なんか左が下がってる感じがする?と思い、水平器を当てると。。。
左が下がってますね。
水は正直です。
ドレンパン左側にドレン水が溢れそうに。。。
左下部の断熱材が濡れているので、ここからカバーを伝って滴下していた様です。
と言うことで、原因は室内機が傾いているため。
いわゆる、施工不良です。
オーナー様にご報告し、年式も古いのでこの際に取替えるか、既存機を水平に取付け直すか、判断を仰ぎました。
当然ですが、後者の方で作業開始。
まず、室内機を外す訳ですが、外部の化粧カバーを外すと・・・
もうどこまで施工不良なのか、、、配管穴にパテ埋めしていないため、黒いススの様なホコリが着いていました。
室内機も背面板も撤去。
再度、水平器を使って、背面板を水平に取付けます。
室内機を取付けて、配管を接続。
配管穴は、しっかりとパテ埋め。
配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
水漏れも止まりましたので、またこれで快適にご使用いただけますね。
アベ冷熱技研は、「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が点検・修理を行いますので、お気軽にご相談ください。
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