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2015年11月12日木曜日

飲食店の壁掛形パッケージエアコンを取外し完全分解洗浄

タマにぷらっと寄る飲食店さんから、「このエアコン3台あるんですけど、洗浄お願いできませんか?」とご依頼いただき、お引き受け、本日再取付けにお伺いしてきました。

東芝 AIK-P400H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
東芝 AIK-P400H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
東芝 AIK-P500H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン


外装やフィルターは定期的に掃除されている様で、見た目はキレイでしたが、粉物を扱うので内部は結構いってました(^_^;)

まぁ、どこの飲食店も同じですが、こちらは油分がないだけマシです。
焼肉屋さんとか、中華料理屋さんなんかは、触るのに躊躇しますので。。。

室内機を外そうと思ったら、なかなかスゴい工事をされてたんですね。

まぁまぁやりにくいです(^_^;)

外したら、配管穴にはスリーブもありません。。。


案の定、壁内から侵入してきた小動物にやられていますね。


電気系統も結構切断されています。


修復は後にする事にして、とりあえず洗浄します。
丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。

業務用を洗浄する場合は、家庭用と違う薬品を使って洗浄します。
でも、あまりキツイものは使いません。

熱交換器↓

※洗浄後のムラは、アルミフィンの腐食が進んでいるためで、洗浄で元に戻すことはできません。

ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


よく乾かしてから組み立てに掛かりますが、痛められた部品の補修が必要です。
こちらのケーブルは切断されているだけなので、繋いで再利用。


こちらのモーターは、根元から切断されているので、


新しくモーターを取り寄せて交換します。


剥がされた断熱材をそのままにしておくと、結露の原因になるため、


きちっと補修します。


組み立てが完了すると、取付けにお伺いします。
配管穴には、貫通スリーブを挿入。

これで壁内から侵入されることはなくなります。

室内機を掛けて、配管類を接続します。


ここもしっかりとテープ巻きして、パテ埋め。

ほんと、やりにくい場所です。。。

配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行います。


今まで手動でしか動かなかったフラップも、モーター交換で動くようになり、異常がない事を確認してお引き渡しです。

今回、外して洗浄して正解でしたね。
エアコン室内機を取外して分解洗浄を行う最大のメリットは、裏側がキレイに洗えるとかではなく、機器の不具合や施工不良の発見につながる事です。
これ、取付けたまま洗ってると、不具合箇所を見付ける事はできませんでしたよ。
これぞ取外し完全分解洗浄の、最大のメリットです。
末永くエアコンを使うためには、外して点検を行うことも必要ですね。
お客様にも、「わぁ、風の量が全然違う。」と、大変お喜びいただきました。
これで快適にお食事ができますね。
また寄らせていただきます(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2015年10月19日月曜日

埋込形照明器具の安定器取替え修理作業

以前、エアコン工事をご依頼いただいた美容室のオーナー様から、「照明が突然消えるので修理してほしい」とご依頼いただき、点検にお伺いしていました。

小泉産業製、FPL36W×3本の埋込形照明器具です。

スイッチを入れるととりあえず点灯するが、しばらくすると消えるという症状です。
ランプも新しいものに替えられたそうですが、変わらずと言うことで安定器の不良と判断。
この器具、こちらに6台ほど設置されているので、これ一台だけ取り替えるのもオカシイため、安定器があるのであれば修理と言うことで、部品手配をしました。

部品在庫は無いが作る事はできると言う事で、少し日程が掛かりましたが、無事入荷して修理にお伺いしてきました。

器具を取外します。


バラしてみます。


あれ?安定器が1つしか無いですよ?


手配間違えたのかと思いましたが、新しい安定器は、1灯用と2灯用の組み合わせでした。

既存安定器は、共進電機製作所?
新しい安定器は、三菱電機製でした。。。
小泉産業製じゃないんですね?

安定器が2台になって、配線が複雑で時間が掛かりましたが、なんとか接続。


元通りに取り付けて、点灯試験。

異常なく点灯したことを確認して、お引き渡しです。

部品さえあれば、古い機種でもまだまだ使用できますね。
オーナー様には、「助かりました」とお喜びいただきました。

2015年9月9日水曜日

室内機傾きによるエアコン水漏れ修理作業

賃貸アパートのオーナー様から、「エアコンの水漏れがするので修理をお願いしたい」とご依頼いただき、お伺いしてきました。

日立 2002年製。 他社取付け品です。

入居者様曰く、「昨年も水漏れして修理に来てもらったのに、また漏れるんですよ。どうなんですか、これ?もう取替えてもらう事はできないんですか?」と、まぁまぁのご立腹(^_^;)
当社施工でもなく、取替えの権限もありませんので、とりあえず点検させていただく事をご了承いただき、作業に掛かります。

配管は右後方出し。
漏れ箇所はカバー下部全面から、結構な量。
ドレンホースの詰まりかな?と思って、ホースをチェックするも異常なし。
どうも、前回修理に来た業者さんは、ドレンホースの吸い出しを行っただけで帰ったそうです。。。
と言うことは。。。

全面カバーを外して、細かくチェックしていきます。


なんか左が下がってる感じがする?と思い、水平器を当てると。。。

左が下がってますね。

水は正直です。
ドレンパン左側にドレン水が溢れそうに。。。


左下部の断熱材が濡れているので、ここからカバーを伝って滴下していた様です。

と言うことで、原因は室内機が傾いているため。
いわゆる、施工不良です。

オーナー様にご報告し、年式も古いのでこの際に取替えるか、既存機を水平に取付け直すか、判断を仰ぎました。
当然ですが、後者の方で作業開始。

まず、室内機を外す訳ですが、外部の化粧カバーを外すと・・・

もうどこまで施工不良なのか、、、配管穴にパテ埋めしていないため、黒いススの様なホコリが着いていました。

室内機も背面板も撤去。


再度、水平器を使って、背面板を水平に取付けます。


室内機を取付けて、配管を接続。
配管穴は、しっかりとパテ埋め。


配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

水漏れも止まりましたので、またこれで快適にご使用いただけますね。

アベ冷熱技研は、「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が点検・修理を行いますので、お気軽にご相談ください。

2015年9月4日金曜日

ダイキン製 標準タイプエアコン分解洗浄&水漏れ修理

飲食店の個室に設置されているエアコンの分解洗浄が完了したので、取付けにお伺いしてきました。

ダイキン製 F28BTES-W6(2001年製)

※基本的に10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお奨めしていません。

こちらの飲食店様は、以前業務用エアコンの修理をご依頼いただいた方で、「今度は個室のルームエアコンから水漏れするんで、見てほしい。」とご依頼いただき、お伺いしていました。

結構汚れていますが、ドレンパンに水が溜まっている様子はありません。
どこから漏れているのか、じっくり観察すると、ドレンパンを断熱している発泡スチロールの隙間から水が滲んでいます。

排水はできている様ですが、ドレンが気になるので外周りを点検。

ちょっとこの横引き、勾配取ってない上に長いですね。。。

ポンプでドレンホース内を吸い出すと・・・ヘドロがたくさん出てきました。。。

でも、完全に詰まっている訳じゃなかったので、水漏れの原因はこれじゃなさそうです。

ドレンパンの隙間から滲み出ているのと、この前ダイキンの同じ様な水漏れを経験しているのと、既に10年以上経過しているので、買い替えもお奨めしましたが、今回は洗浄してみる事でお預かりしました。

前回の経験から、ドレンパンは交換した方が良いと判断し、部品も取り寄せます。
既にメーカー部品在庫がなく、代替品で合うと言うことで手配。

とりあえずバラして、洗浄に掛かります。
発泡スチロールを外して、漏れ箇所を探してみます。
水が溜まっていた跡がありますね。


ここが怪しいですが、目視では亀裂とかは確認できません。


何ともない感じですが、前回はそれで失敗しているので部品は替えます。


丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


ボディ・ドレンパンは洗う必要はなかったんですが、まぁビフォーアフターのために(^_^;)

ドレンパンの新旧交代です。

はい、ダイキンはボディにドレンパンが一体になっているので、ボディごと取替えとなります。

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
配管穴にスリーブが入っていないため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続します。


横引きされているドレンホースです。

ドレンホースは内部が凹凸になっているので、横引きが長いと内部にヘドロが付いて、最悪は閉塞してしまいます。

ということで、横引き部分はカットして、塩ビ管で真っ直ぐ立ち下げました。

漏れの原因になりそうなところは、徹底的に排除します。

配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

これでまた、快適にお食事ができる様になりましたね。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研