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2024年4月23日火曜日

新築住宅で建物引き渡し前にエアコン取付工事

いつも声掛けていただく建築屋さんのご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

エアコン機器はダイキン製。お施主様支給品です。

アベ冷熱技研は、基本的に古くからお付き合いのある建設屋さん以外の下請けに入ることはありません。
今回の建築屋さんは、現場監督さんが阿部を気に入ってくださって、毎現場、建築屋さんを介さずお施主様直接取り引きで施工させていただいています。
通常は建物引き渡し後にエアコン工事に入りますが、現場監督さんのご希望で引き渡し前に施工しているという、ちょっと変わったお付き合いです。
監督さんには何のメリットもないと思うんですけど、ありがたいことです。
(普通の建築屋さんは、引き渡し前の契約業者以外の出入りを禁止していることがほとんどです。)

今回のご依頼は3台。
2階が1台。1階が2台で、一日半の工程です。

まずは2階から。
今回から配管穴は開けてくれているので、それに合わせて取付けていきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

室外機は地上置きなので、ハシゴを使っての作業。
ちょっと隣の敷地に失礼して。

外部配管は外壁に合わせて、ブラック色のスリムダクトで。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
今日は一日曇りの予報だったんですけど、ここでパラパラと雨が降り出しました...

作業が終わると試運転を行い、1台目完了。

2台目に掛かります。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

いよいよ雨が本降りになってきました...
阿部はカッパを着る前にずぶ濡れです。
それよりシートを張って、配管内に水滴が一滴も入らない様に作業を行うことに必死です。

ずぶ濡れで写真撮る間もなく、室外機周り完成です。

作業が終わると試運転を行い、2台目完了。

3台目はリビングです。

リビングのみ、加湿機能の付いた「うるるとさらら」です。
このBlogを長くご覧になっている方はもう解っていると思いますので、数年後この加湿ホースの中がどうなるのかなんて書きませんよ。え?

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

加湿ホースもあるので、スリムダクトも太いものを使用。
スリムダクトなのにスリムじゃないですね。

一日で3台完工できそうでしたが、雨が強いのと、裏で外構屋さんがブロック積んでいるのに、ここで作業するのは気の毒なので、室外機設置は翌日にすることにして一日目が終了。
工程は一日半ですから、予定通りです。
無理する必要はないし、同じ現場で気持ちよく作業したいですからね。

という訳で今朝、再度現場へ入って室外機を設置。
電動式真空ポンプを使って、配管内部を真空乾燥させます。

今朝は少しパラパラと降りましたが、シート張るまでもなく完了。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認して完工です。
建物のお引渡しは5月に入ってからの様です。
新しいお家で、気持ちよくお過ごしいただけますね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年4月20日土曜日

テナントビルの2階事務所で天吊形3HPパッケージエアコン取替工事

昨日と本日の二日間掛けて、天吊形パッケージエアコンの取替えにお伺いしてきました。

三菱電機 PCZ-ZRMP80SK3 天吊形ムーブアイ搭載スリムZRタイプをお買い上げいただきました。

既存機はダイキン製の6馬力でした。
製造年2001なので、23年目。
まだ動いてはいますが、室内機からもの凄い音がするので、夏がくる前に取替えておきたいというご希望です。

室外機はベランダ置きです。

銘板を見るとフロンガスがR407Cですね。なんかもう懐かしい感じです。
しかしこの室外機、重量106kgって記載されています...
いやぁ...どうやって降ろすかが問題です...

今回、室内機の音の問題もありますが、電気代がエアコンだけの動力契約なので、毎月の請求額がとんでもないことになっているそうで。
春や秋など使わない月でも基本料が掛かるので、この際に三相200Vの動力契約を切って単相200Vの電灯契約にまとめたいとのご希望もあり、事務所の広さや日射を考えると少々能力不足になるかも知れませんが、単相200Vで一番能力の大きな3馬力のエアコンでやってみる事になりました。

一人での作業になるため、最初はお断りしようかと思いましたが、「重いもの運ぶ時は手伝いますから」とお客様が言われるので、今回お引き受けさせていただきました。
ですから、2日間の工程となります。

では作業に掛かります。
まずはポンプダウン運転を行って、フロンガスを室内側へ回収します。

撤去作業の時短のため、先に室外機へフロンガスを回収しておいて、室外機からフロンガスを回収している間に配管や室内機を取外していきます。
業務用パッケージエアコンですから、フロン排出抑制法に則り、機器内のフロンガスを回収します。
フロン回収業者に依頼せず、みだりに特定製品から大気中にフロンガスを放出すると、法に則り罰せられます。

さて、取外していく訳ですが、より線を端子上げせずに端子台にそのまま接続していました。
最悪の場合、端子台が発熱して...

ドレンも垂れ流し状態です。こういうのを見ると、どういう業者さんなのか想像がつきます。

太い方の配管は6分です。
すべてベンダーを使わず、手曲げで施工されていました。
ベンダーを忘れたのか。でも手曲げにしては潰れず曲げているので、逆に感心します。

室内機は35kgあります。
さすがに一人で降ろせませんから、頼れる相棒の電動アッパーくんに。

撤去完了です。
この部分は室内機を外すまでどんなになっているのか判りませんから、行き当りばったりですね。
なんで左の吊りボルト部分だけボードが無いのか意味不明です。

一枚ボードを剥いで、天井裏の状況を確認。

撤去した室内機より、新しい室内機の方がコンパクトになるため、吊りボルト位置を変更します。

ボードを元に戻して、新しい室内機を吊り込みます。

夕方、新しい室外機を仕入先に配達してもらって搬入。
ついでに取外したエアコンを、仕入先1名、お客様お二人、そして阿部の計4名で100kg超えを階段で降ろしました。
配管作業は一人でもできますけど、重量物は人がいないと無理ですね。

もう夕方5時になって時間切れ。
取外したエアコンを一晩置かせてほしかったんですが、車の出入りが多いので何かあってはいけないということで、片道40分往復して軽トラで回収に。
積み込みは一人です。
え?一人ですよ?みなさん帰りましたから。
もうカラダがボロボロです...

一夜明けて本日。
配管接続からスタートです。

室内を通る配管は、スリムダクトを使ってみました。
テープ巻きよりはマシですかね。

屋外のスリムダクトは、既存のものを流用です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

電源を三相から単相へ切り替えます。
既存の3P50Aのブレーカーを撤去して。

2P30Aのブレーカーを新設。
左側の単相ブレーカーの二次側から分岐して、単相200Vを取っています。
この後、お客様から四国電力へ連絡していただいて、動力契約の解約手続きを行っていただければ、毎月の基本料がなくなります。

あとはリモコンを取付けて、試運転開始。

異常がないことを確認して、お引渡しです。
もの凄い音から開放されて、ゆっくりお仕事に専念できますね。

「ありがとうございました。また自宅の方のエアコンも取替えたいんで、またお願いしますね。」と、追加のご依頼までいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年4月10日水曜日

エアコン分解洗浄と隠蔽配管のエアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン洗浄と取替工事にお伺いしてきました。

先月、他のお部屋のエアコン取替工事にお伺いした際に、5年前にお買い上げいただいたエアコンの室内機を取外して、お預かりしていました。

三菱電機 MSZ-GV2518-W(2019年製) 霧ヶ峰スタンダードタイプです。

5年ご使用ですが、思ったほどは汚れていませんね。

室内機を取外して、お預かりします。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

さて、こちらのリビングのエアコンも、先月お伺いした際にご相談いただいていました。
ダイキン製。2007年製造ですから、17年目です。

中の汚れが酷いのと、吹出フラップのモーター不良で羽根が開きっぱなしという状況から、取替えの方向でのご相談です。

配管は隠蔽配管で、室外機は建物の裏の方にあります。

とりあえずお見積りさせていただき、今回ご依頼いただきました。

では作業に掛かります。
まだ正常に動くので、ポンプダウン運転を行って室外機を撤去。

窒素ガスを配管内へ流して残留オイルを押し出した後、配管が短いので溶接して延長します。

とりあえず先に、室外機を据え付けて配管を繋いでおきます。

室内機側へ移動して、既存機を取外していきます。

配管を補助断熱していなかったので、室内機裏も結露してカビだらけになっていました。

既存機撤去完了。

位置決めをして、新しい室内機の背面板を取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管穴には気密性を確保するため、パテで穴を塞いでおきました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
奥の室外機は、床暖房の機器です。
既存機はピッタリひっつけて設置されていましたが、今回サービススペースを確保しておきました。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
三菱電機 MSZ-AXV4024S-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。

フィルター自動掃除機能のないシンプルなものでいいというお話でしたが、広いリビングである事と、他の部屋に比べて運転時間が長くなる事を考慮して、ムーブアイ搭載で自動掃除機能がないAXVシリーズでご提案させていただきました。

これでこの夏は、快適にお過ごしいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。