2017年7月8日土曜日

BXVしか付かない?いえいえAXVでも大丈夫ですよのエアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、寝室のエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV2157-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰エアコンです。


既存機は、17年ほど前の新築時に施工させていただいた、松下電器産業製。
フラップの根元が割れて、ガムテープで固定してありました(^_^;)

えぇそうです。
まだ使えてるんですけど、この夏乗り切れなかったらいけないので、今回取替えのご依頼をいただきました。

このシリーズ、コンプレッサーが横置きで、当時ではかなりコンパクトな室外機として売れていましたね。


スリムダクトも日に当たって変色と変形が進んでいたので、今回取替えます。


既存機を撤去。
お見積りの際に、お客様が気にされていた室内機の高さ。

既存機がコンパクトだったため、穴の下面で31cmしかありません。
最近のエアコンは省エネ効率を良くするため、高さが30cmのものがほとんどです。
フィルター自動掃除機能なしのAXVをご希望で、コンパクトで高さの低い「BXVじゃないと付きそうもないですねぇ。」と残念そうにお話されていましたが、大丈夫です。

穴を少し下げますよ。

あまり思いっきり下げると、外壁側の処理が大変なので、3cmほど。

新しいスリーブを挿入して、隙間にはコーキングを充填しておきます。


室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


天井面とカーテンレールとのクリアランスはこんな感じです。


スリムダクトも新しいものに取替えます。

朝晴れていたのに、ここで急に雲行きが怪しくなり、雨が降り出しました(T_T)
軒が出ているので、なんとか配管接続部に水滴を入れることなく接続。
エアコンの冷媒回路内へ水分が入ると故障の原因にもなるため、水滴などは絶対に入れてはいけません。

ダクトもキレイに収まりました。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


「あらぁ、しっかり収まりましたね。やっぱり新しいのは爽快ですね。これでこの夏は快適に使えます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿