2017年4月21日金曜日

猫小屋?にエアコンと換気扇取付けて専用回路増設工事

「阿部さん、うちの家の脇に小屋作ったんですけど、そこにエアコンとか付けてもらいたいんですよ。」と、以前からのお客様のご依頼で、もろもろ工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2216-W 霧ヶ峰汎用機です。


小屋というか、プレハブ事務所の小さい版って感じですね。
しかし、このスペースによく入れましたね...(^_^;)


既存の電気設備は、20Aのブレーカーと、照明用ソケットとスイッチのみでした。


このスペースに、エアコンと換気扇、掃除機用にコンセントを1つご希望です。

畳一畳分くらいのスペースなので、エアコンも効きすぎるんじゃないかと思いますが、一番小さいのが6畳用なので、それを取付けます。

まずはエアコンから。
位置決めをして、配管穴を開けます。


室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


裏側にはエコキュートのタンクユニットが座っているので、それを避ける様にブラウン色のスリムダクトで施工していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


次に換気扇の取付けに掛かります。
100Φの穴を開けます。


こんな感じでパイプファンを取付けます。

ON/OFFはタイマーで。

プレハブで壁の厚みが35mmしかないため、飛び出た感じになりますが、「雨仕舞いだけしてもらったら十分です」とのご了解をいただいています。


小屋内の機器取付工事が完了すると、母屋の分電盤から、専用回路増設を行います。
分電盤から...


ユニットバスの点検口を経由して...


小屋の脇へケーブルを出してきます。


小屋との間は、塩ビ管とPF管を使ってケーブル保護。


あとは小屋内設備に接続して、電源投入。

ランプもLEDランプにして、換気扇はタイマーで決まった時間帯に運転する様に設定。

エアコンも試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

で、この小屋で何するんですか?とお聞きしたところ、「猫のための小屋です。家の中で飼ってると臭いがすごいのと、ちょっと離れた生活もしようかなと思いまして。」...ね、猫ちゃんのお部屋ですか(^_^;)
この後お客様、木材を使って、一生懸命猫ちゃんたちの遊び場を作っていらっしゃいました。
ある意味、人間より快適な小屋ですね...

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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