2014年12月19日金曜日

住宅電気設備容量増設工事(単三化)

「古い借家を借りるのですが、電気容量が足りないみたいなので、容量増工事をしてほしい。」とご依頼いただき、本日お伺いしてきました。


既存設備は単相2線式なので、最大30Aまでしか使えない上、100Vしか取れません。


既存分電盤というか、、、分岐ブレーカーが2つしかありません。。。

これを、既存設備はそのまま流用するとして、コンセントを5箇所増設し、幹線設備の容量を増やして、200Vも取れる単三化を行います。

まずは調査にお伺いして図面を作成し、四国電力へ申請。
許可が下りると電気工事に掛かります。

今回、分電盤の位置を変更するため、設置位置にコンパネを取付けて、各部屋へケーブルを通していきます。


平屋なので天井裏作業もスムーズです。 ちょっとホコリっぽいですが(^_^;)


既存ブレーカーは撤去し、分電盤からのケーブルをジョイントします。

これで今まで使用していた既存設備の流用ができます。

各部屋へコンセントを増設していきます。

土壁のため、露出配線。

分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

主開閉器40A 分岐回路×6回路(コンパクトタイプ) 扉付き分電盤です。

四国電力で預かってきた単相3線式電力量計に取替えます。

引込ケーブルは後日、引込班が張替えてくれるので、仮接続しておきます。

すべての工事が完了すると、絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、電圧確認、点灯試験完了後、お引渡しです。

お聞きすると、こちらには住まわれるのではなく、お仕事の作業場にされるそうです。
これでブレーカーの容量気にせず、安心して作業ができますね。

アベ冷熱技研は、四国電力(株)請負計器工事認定店です。
この様な電気工事もお気軽にご相談ください。

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