2009年5月13日水曜日

高電圧印加?

昨日、いつもの所で点検作業を行っていると、「阿部さん、ちょっと現場の方へ来てもらえんやろか? エアコンがウンともスンとも言わんなったんよ。」とお呼びが掛かり、現場へ。。。

工事現場に納められた、仮設プレハブ事務所に設置されたエアコン。
たしかに、リモコンを押しても反応無し。
コンセント電圧は100VでOK。
コンセントを抜き差ししても、吹出しフラップが動かないので「たぶん基板やね。」と思い、分解してみると。。。

あらら、ヒューズも切れてるけど、隣のバリスタの方が黒コゲになってます。。。(-_-;)

※「バリスタ」とは?↓
[emoji:v-109]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF

「出荷前に試運転した時は、正常に動きよったんで。」と点検者さん。
「じゃあ、ここに持ってきてから焼けたんですかねぇ???」と自分。

もう一度、コンセントの電圧を測ってみても「100V」で間違いなし。

「う~ん。。。」と悩みながら室外機の方も見回してみると。。。

あれれ? このプレハブへの仮設用電源線が、途中でジョイントされてます。

それも屋外で。。。。。。。。。。。

この配線、他にも2箇所でジョイントされています。
赤・白・黒の配線は、途中で「赤・黒」とジョイントされていたりして、かなり怪しい雰囲気でした。
もしジョイントミスしたのであれば、200Vが流れた可能性はあります。
ジョイント部を外して調べて見たかったのですが、そこまでは当社の仕事ではありませんし、隣で電気工事屋さんが作業されていましたから(^_^;)

とりあえず、「なぜエアコンが動かないか」、「なぜバリスタが焼けているのか」と言うことの、原因と思われることはすべてご説明し、自分の役目は完了しました。
修理はメーカーに依頼し、費用は誰が持つかはお話し合いされるそうです。

しかし、「安全」と言うことに対して、ものすごく厳しいはずの工事現場で良く見かける、仮設電源配線の屋外ジョイント。
誰も何も言わないのが不思議です。

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